短編集です。4カップル中、3人攻の髪型が被っているかな。でも、性格はそれぞれ個性が立っているので、気になりません。
そして、彼らみんなハーフ?もしくは欧米か!(古ッ)とツッコミたくなるような顔立ちのイケメンなんです。
同時収録作《don't smell me!!》の、攻(早乙女)もフランス人で通用するかも!?調香師(パフューマ―)という設定で、私服もオシャレだし。
でも、受(池上)に対して極度の匂いフェチという変態仕様のため、これがまた池上をパニクらせ、見た目とのギャップがツボです。
池上は、実は、早乙女の顔とか、懐いてくるところが気に入っていたりも。なので、早乙女の理解しがたい癖ゆえの、トンチンカンな言動に悩んでも本当に拒むことができません。
池上の引いたり近づいたり、おっかなびっくりな態度が野生の小動物みたいで可愛くもあり、笑いを誘ったり。でも、誠実さがちゃんとあっていい男です。
最後は、純粋な気持ちを確かめ合い、ハッピーエンド…?みたいな感じかな。
そして、タイトル作《机の下の恋愛術》の若社長、吉岡怜(受)がなんとも可愛いですねー。
「…吉岡はゲイであることを隠し、仕事に打ち込んできた。しかし、密かに想いを寄せていた営業部の滝本が、自分の個人秘書に抜粋され…」というあらすじ。
滝本の前では社長らしく毅然と振る舞おうと頑張るのですが、恋愛のスキルがほぼ無いようで、滝本への好意が隠し通せず焦りまくりです。
アクシデント時の慌てぶりや、恥じらった表情やらに滝本の方も何となく気になり始め、少しずつ惹かれていきます。
怜のサクサクと仕事をこなす涼しげな社長の顔と、子どもみたいに机の下に潜る癖とか内気な部分のギャップに、滝本が男心をくすぐられハマっていく過程も良いですが、双方が、各々のツボでドキドキ、キュンキュンしてる描写がたまらないです。
ちゃんと男らしくリードしてくれる年下攻!ちょっと強引!公私共に完璧なパートナーじゃないのー。
ところで、タイトルにも書きましたが、二人を引き合わせたのって、細川さんの計らいなのかなー?オマケの4コマ漫画でそんな感じが…。
タイトル作が紳士服卸問屋の会社なので、スーツ好きの方は必見かと。
怜の三つ揃えも素敵ですし、描き下ろしではウエディング用のタキシードを二人で着て遊んでいます。
《隣の和風男》は、まんま和風マニアの、ロン毛の美人受も登場します。
やたらエロに走らず、心の動きを丁寧に描かれる作家さんです。
短編でも、今回も安心してじっくりと読ませていただきました。満足―!