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5つ星のうち 5.0
作者のターニングポイント,
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レビュー対象商品: 本陣殺人事件 日本推理作家協会賞受賞作全集 (1) (文庫)
記念すべき第1回日本推理作家協会賞受賞作にして、金田一耕助のデビュー作。金田一耕助のジャンキー時代にも言及されている。解説の山村正夫氏によると、ディクスン・カーの『帽子収集狂事件』、『プレーグ・コートの殺人』の一読を契機に、本格探偵小説を志向したとのこと。本作品においても、冒頭でルルー、ヴァンダイン、スカーレットが言及されており、なるほどと思った次第。 あまりにも有名で、映像化されているがゆえにストーリーは分かってはいるものの、書物として読んだ場合には優れたミステリーであることを認識させられる。金田一耕助がどのように真相を究明していくか、興味とじれったさを持続しつつ、物語が進んでいく。一気に謎解きをするあたりは、爽快感すら感じてしまう。晩年の、いたずらに長くて、登場人物ばかり多いものに比べても、すっきりまとまっていて読みやすかった。 以降の作品のような見立てはないものの、ターニングポイントであることを考えると、作者の重要な作品に違いない。 山村正夫氏によると(氏の解説が本文庫版の良いところでもある)、金田一耕助がA.A.ミルンのギリンガムに発想を得ているとのことなので、『赤い部屋の秘密』も読んで見たいなぁ。
6 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
これを読まずして、何を読む!?,
キッズレビュー
レビュー対象商品: 本陣殺人事件 日本推理作家協会賞受賞作全集 (1) (文庫)
いうまでもない、日本ミステリーの最高峰に上がる本書は、日本屋敷の雪密室を、見事に描いた最高級のミステリーでっす。金田一探偵の初事件にして、横溝ミステリーの真髄ともいえるでしょう。ときは昭和20年くらい、場所は岡山県本陣! そこにある宿場での猟奇殺人。犯人の足跡、屋敷裏に突き刺さる凶器の日本刀、深夜に鳴り響く琴糸・・。巧みなデゼーテのすえに、金田一が導きだした回答は・・!? まさに、屈指の密室だと思い魔まっす!
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