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本質を見抜く「考え方」
 
 

本質を見抜く「考え方」 [単行本]

中西 輝政
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (27件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,785 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

一見もっともらしく見える他人の判断や見解に惑わされることなく、「自分の頭で考える」ためにはどうしたらいいか。
国際政治学者として、また歴代内閣ブレーンとして、つねに新しい情報を集め、検証し、自分なりの見解を導き出さねばならない立場の著者が初めて明かした、世の中の真実に迫るための53の実践的思考法。 --このテキストは、 文庫 版に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

正しい「ものの見方、考え方」というのは、できるだけいろいろな立場や視点からものごとに光を当て、曇った眼鏡や色眼鏡、歪んだレンズでものごとを見ないようにすることから始まります。そのために何が大切かというと、すでにできあがっている他人の考え方に染まらないで、いかに「自分の頭」で考えるかということです。日本が誇る国際政治学者が初めて明かした、世の中の「真実」に迫る実践的思考法!「ほんとうのこと」を正しく判断するための「ものの見方、考え方」。

登録情報

  • 単行本: 220ページ
  • 出版社: サンマーク出版 (2007/11)
  • ISBN-10: 4763197975
  • ISBN-13: 978-4763197979
  • 発売日: 2007/11
  • 商品の寸法: 19 x 13.6 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (27件のカスタマーレビュー)
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65 人中、57人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 国際政治学や文明史を専門としている著書は、「美しい日本とその文明」への
思い入れが強いため、ややもすると特定のカテゴリーに著者を分類し、敬遠して
いる読者もいるかもしれない。しかし、正しい「ものの見方、考え方」という
学問や著作活動の根幹になる言説を「色眼鏡」なく読むことで、あるいはそういう
著書に対する誤解はなくなるはずである。
 「考え方」「考える力」という表題の本は多数出ていて、どれも大差ないか、
みんなどこかの焼き直しではないかと思われてしまうが、著者のようにイギリス
で日本の価値を再認識した学者の一人で、国際関係や国際政治を語る上で
歴史認識を重視する立場の人は、どのような視点をもっているのか。
 一言で表現すれば、著者は長いスパンで見ること、複眼的な思考の意義を経験
をもとに説いている。
 「迷い」は将来への投資ととらえることを述べている章などは、ビジネスマン
にも参考になる。
 読み方としては、53の「考え方」の内容と、一つ一つについている「考える
ポイント」を見てから、自分に役立ちそうな項目を読むことができる。
 どのような内容の本かわかるように、章立てと、考え方の内容の例をいくつか
紹介する。
 第1章 考え始める技術
  考え方3  「宙ぶらりん」に耐えること
  考え方7  最初に得た「直観」を思い返す
 第2章 考えを深める技術
  考え方15 自分の頭の「ルーツ」を知る
  考え方22 「粘り」と「潔さ」の両面を持つ
 第3章 間違いを減らす技術
  考え方26 「正しいこと」と「効率のよさ」を混同しない
 第4章 世の中を考える技術
  考え方38 「政府」と「国民」の違いを知る
 第5章 疑問を抱く技術
  考え方40 誰も疑わない「美しい言葉」こそ疑ってみる
  考え方42 「先に結論ありき」の議論に注意する
  考え方43 「早く」見つけ、「遅く」行動する
 第6章 情報を考える技術
  考え方49 チェックには「別の頭」を使う
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8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
欧米か! 2008/1/19
By 至高の豚 トップ1000レビュアー
形式:単行本
中西輝政氏は常に保守言論界の先頭に立ち、勇気ある発言を繰り返していた。

小泉首相の訪朝について、核開発の疑惑の観点から厳しく批判した。
また、教育問題について、子供よりもむしろ大人が、今の危機に立ち向かっていくだけの
精神ができていないと国民に反省を促した。
その他、皇室制度の在り方、日本の核武装について、ほとんどタブーであったものに
言論の自由を取り戻した。

「たとえ、外国の工作員に拉致される危機があっても、国益を守るためには発言しなければ
ならない」(中西氏は政治家では公的なセキュリティーサービスはついていない)

「国民を叩けるのは、私たち学者の特権です。政治家やメディアにはできません」

等々の発言を思い起こすと、中西氏がいなかったら、今の言論界は明らかに、はるかに狭小で
風通しの悪いものであったに違いない、という気持ちで一杯になる。

この著書では、その中西氏が初めて自分の思考法について語っている。
今までこのような本は書いていないのでベストセラーになるのも当然かもしれない。

しかし、一言苦言を呈したい。

中西氏はブッシュJrのイラク戦争を徹頭徹尾支持した。
そして北朝鮮については、アメリカは北朝鮮のような国家の存在を許ないとまで言い切った。

またこの著書では、P157〜P158で
(アメリカ大統領選挙に出馬したアフリカ系黒人の)「オバマ・ブームは絶対にあやしい。
オバマはヒラリーの金で動いている。こんなことは、(アメリカ人なら)トラックの運転手
でも、カフェテリアのおばさんでも知っている」と言っている。

この一連の言論が、今となっては、かなりスベッテいるは明白だろう。
中西氏は国際政治学者であるが、その知識は欧米の古典にかなり偏っているように思う。

全く「欧米か!」という突っ込みの一つも入れたくなるほどだ。

これから、さらに発言力を増してくる中国、IT技術で先進国に追いつこうとするインド、
石油・ガス資源でかっての力を取り戻しつつあるロシア、石油の高騰に潤うイスラム諸国
そして何より、ネオコンから離れ融和政策に舵を取り始めるアメリカ。
(民主党が勝てばの話であるが)

このような状況の中で、中西氏の発言はどのように変わっていくのか目が離せない。
中西氏については、他に読むべき本も多数あるため、☆は四つとさせて頂く。

最後に、中西氏に匹敵するほど言いたいことを言わせて頂いたことについて
皆様のご清聴に感謝します。
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45 人中、38人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ゴルゴ十三 殿堂入りレビュアー トップ100レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本
本書は現代版「考えるヒント」といったところでしょうか。著者は国際政治学・国際関係史・文明史を専門とされておられる方で、私のような理系人間とは全く違う分野の方です。しかしながら、読み進めるうちに「なんだ、同じような心構えが研究者(考えるプロ)には必要とされているじゃないか」と再認識した次第です。(もっとも「理系か文系か」というジャンル分けそのものがマズイ、という話は「脳を鍛える―東大講義『人間の現在』」(立花隆)の「二つの文化と科学革命(スノー)」の話でも出てきますが...) カール・セーガンは「Science is a self-correcting process」(科学はエラーの自己修正過程だ)と言いましたが、本書を読むと「Thinking is a self-correcting process」と言えることにお気付きになることと思います。その為には「『地肩』ならぬ『地頭』の強さが求められている」(「コトの本質」(松井孝典)より)わけであります。智を愛する"コダワリ"の心ですね。
時折、イギリス人の考え方に言及があり面白く読めました。「イギリス人は歩きながら考える。フランス人は考えた後で走り出す。スペイン人は走ってしまった後で考える」(笠信太郎)は面白いですね。笠先生が現代日本人をどう表現するか興味深いところです。(「日本人は皆が考えた後で考えて歩き出す」とか言われないようにしないと...(苦笑))
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