登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
56 人中、48人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
説得力あり、納得感高い,
By なんちゃん (横浜市戸塚区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 本能寺の変 四二七年目の真実 (単行本)
感想を一言でいうと、「ええ?まさか・・・でも、あり得る、おもしろい!」筆者は、当時を記す史料の記述から事実を丁寧に読み取り、それらを積み重ね本能寺の変の「真実」を推論していくのですが、このプロセスが非常に無理なく頭に入ってきます。説得力があるので、「まさか」と思うような結論なのですが、「あるかも」と思ってしまいます。 筆者の主張する推論のポイントに感情論の排除があります。これは日常の仕事で感情的判断の排除を求められる私自身から見ても非常に合理的に思えます。これも説得性を増すポイントだと思います。 このシナリオに沿った大河ドラマが作られると、大名達のリアルな苦悩が描かれ、さぞおもしろいだろうなと思います。 また、記述されている「事実」とされるものすべて、しつこいくらいに出典を記述しており、また筆者の推論と記載事実の区別もはっきりしているので、読み手としても検証しやすくなっています。 筆者が「明智光秀の子孫」とのことで、この時期の歴史に特別な想いを持ち、それが推論に影響を及ぼしているところもあるかもしれませんが、それを割り引いても十分読めます。逆にそうでなければこの書は生まれなかったでしょう。 もっと大勢の方の目に触れて、多くの方に検証してほしい、非常に興味深い一冊でした。
38 人中、30人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
本能寺の変研究に新たな一石を投じるもの,
By のぶなが "のぶ" (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 本能寺の変 四二七年目の真実 (単行本)
以前にも光秀の子孫を称する方による光秀冤罪論を主張した書籍があり、それは明らかに過去の作品から多くを引用した物ものであったが、本書はそれとは一線を画した研究書(著者曰く「歴史捜査」)だと言える。光秀による謀叛の決意が秘められた「愛宕百韻」に対する新たな問題提起と、秀吉による情報操作の為の『惟任謀叛(退治)記』への注目、そして信長小姓の中、唯一の変の生存者にして情報提供者であったろう彌介の存在の指摘という著者の主張は、従来の研究の盲点を突いたものではなかろうか。著者はまた「神君伊賀越え」にも異論を呈し穴山梅雪の死の真相と家康の行動に秘められた思惑にも迫っている。 他にも従来より知られている多くの史料、諸説に再検討が加えられており、著者が従来の研究(書)の類を入念に検証された努力の跡が窺える。ただ惜しむべきは、一部に過去の研究と同じ轍を踏んだ憶測交じり(史料を曲解した)主張があることも否めない。その意味では「歴史捜査」というのは適切な表現かも知れない。 とは言え本書の出版は、本能寺の変研究に新たな一石を投じることになるのではなかろうか。
24 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
これではご先祖様も浮かばれないのでは?,
By
レビュー対象商品: 本能寺の変 四二七年目の真実 (単行本)
本能寺の変に関して、いわば光秀・家康結託説とでも言うべき新説(珍説?)を提示した本。しかし、光秀と家康が通じていたならば、どうして家康は本能寺の変の後に神君伊賀越えと呼ばれる、人生最大の危機に晒されなければならなかったのか。これが史実でないとするのはとても納得できない。穴山梅雪の死も家康の陰謀だとすれば、何だってありになってしまう。著者の説は空想的すぎないか? その他、光秀と家康の密談があったとするのも考えればおかしなことばかり。 最近、藤本正行氏著の新書「本能寺の変」が刊行されたが、その中で光秀・家康結託説が成り立ち得ないことを様々な角度から指摘している。本書は本能寺の変に関する謀略説に共通する問題点(秘密管理をどうやって徹底するのか、信長のいつ変るかわからないスケジュールの下で襲撃の詳しい計画をたてられるのか、等)を克服できていない。 従って、私は本書を薦めない。
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
最近のカスタマーレビュー |
|