本書は「本番に強いゴルファーになる」ための指導書であり,「体の動きを直す練習」だけではなく
「感覚を磨く練習」の重要性について書かれており,そこが他のレッスン書とは一味違う。
「第1章 ざわつく心に目を背けてゴルフは上手くなれない」では「ミスを呼ぶ心がでにくくなる」
練習の必要性を述べている。
「まず知っておきたいのは,強い人は自分を信じているということです。強い意志というか,
ブレない心を持っている。だから強い人というのは,得てして個性的なスウィングをしていることが多いのです。
尾崎(将司)さん,青木さん,杉原さん,みんな個性的です。自分を信じているから,
個性的なスウィングだからといって,それを無理に直そうとしたり,迷ったりしないわけです。
また,ああいう強い人たちが,いわゆるオンプレーンのスウィングをしているかというとそんなことはない」(本文)。
単にオンプレーンスウィングをつくるための指導書にはない本質的かつ具体的な指導が参考になる。
自分を信じるためにも,常にワンショットワンショット「スウィングを完結させること,
フィニッシュまで完結すること」が大切と指導されている。
「第2章 ワンレバー&ツーレバースウィングでスウィングの基本をつくる」では,
「2つの小さなスウィングの中に基本の動きが凝縮されている」ことがわかり易く説明されている。
私には「ワンレバースウィング(トップが8時,フィニッシュが4時の手首をつかわないスウィング)」が
とても参考になった。
本書は一気に読んでも意味がないと思う。常に手元に置いて日頃から読み返し,練習やラウンドの前後に参考にすると良いと思う。
私も一行ずつ深い意味を噛みしめながら大事に読んでいる。
第3章 私がスウィングで大事にしていること
第4章 スコアメークのカギを握るグリーン周りのアプローチ
第5章 一発で確実に脱出できるバンカーショットの秘訣
第6章 見たまま感じたままにパッティングする
第7章 様々な状況の中で結果をだすために
第8章 流れをつかむ強いゴルファーになる