2006年に一度立ち読みでさっと読んだだけだが、いくつかの言葉はその後約5年経っても忘れていなかった。
本屋の経営に関する本がおいてあるコーナーで久しぶりにこの本を手にとって見たら、しびれた。
一つ一つの深い意味を持ったフレーズが、短いが誰でも知っている言葉を使いながらも確信を突いていて、
詩のような言葉のみずみずしさはないが(すいません。。)、そのフレーズからは芸術性が感じられ、時々泣きそうになる。
本田宗一郎は日本屈指のエンジニアであると思うが、エンジニアを突き詰めると芸術家になるのだろうか?
経営も突き詰めると芸術の領域に入って行き、しびれる言葉をいくつも残すものであると僕は考えているのだが、
芸術を感じられる(製品ではなく)言葉を残しているエンジニアは本田宗一郎以外に僕は知らない。
もしかすると自分が行っていることの先に「お客様のため」と更に「社会のため」をいうことをいつも本気で考えていれば
それが経営であれエンジニアリングであれ、その高みにたどり着くのかもしれない。
何にしてもこの語録をストーリーというわかりやすい形で説明して残してくれた著者に心から感謝を言いたい。