最近の経済危機を見て昔の経済人が何か言っていないか見てみた。
気になったフレーズは、
・「もう少し時間があれば考えつくんだけどなぁ」なんて言うのはバカですよ。忙しいから、その忙しさから抜け出そうとして、苦しまぎれの知恵が創意発見工夫で進歩するんですよ。
だから、暇な人間は絶対に、ものを考えないね。忙しい人がだいたい発明しているんだよ。
・アイデアのないところへ資本を入れたって、焼け石に水だよ。放蕩息子に金持たしたようなもんだよ。
猫に小判のたとえだよ。立派なアイデアがあるところに初めて小判というものも、よく使えると思うんですよ。
・「自由」をはき違えないこと。憲法に違反しないから、法律に反さないから自由なんだとする考え方は、非常に幼稚な考え方だと思う。
自由企業として最も大切なことは、法律などのもっと奥にある徳義心や道義心、さらには条理によって自分を律しきれるということだと思う。
・従業員みんなにいいたいのは、俺がこれが特長だと自分から名乗り出よと言うことなんだよ。自分がタカならタカで、俺はタカだぞと、俺はスズメだぞと、俺はカラスだぞと。これでいいんじゃないか。
それをね、遠慮していて、俺はこれが得意だと言うことを言わずにおいて、どうもいいところへ回してもらえん、俺に合ったところへ回してくれんと、不平をいったって、これはわたしはいうほうもよくないと思うんです。
・「見学」という字、あれは、見て学ぶと言うことなんだろうが、目で見る見学では駄目だ。「見学」ではなく観察する見方、つまり「観学」でなければならない。
本当の見方というのは、観察することによってのみ、正しい知恵が出てくるんです。「観学」するには、何が一番大切か?それは、苦労することなんです。
・しょっちゅう遊んでいるやつは、遊びが遊びでなくなる。働いているから、レクリエーションが有効になってくる。
まじめに働く人には、レクリエーションは大事な、いちばん重要な、仕事よりも大事なことだと思う。