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本物のリーダーとは何か
 
 

本物のリーダーとは何か [単行本(ソフトカバー)]

ウォレン・ベニス , Warren Bennis , バート・ナナス , Bart Nanus , 伊東奈美子
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

リーダーシップ研究の第一人者ウォレン・ベニスの世界的名著
待望の刊行

大前研一氏、ピーター・ドラッカー推薦!

【本書に寄せられた推薦の言葉】

大前研一氏
「本書をきっかけにこの国でも真のリーダーが生まれることを願う」

ピーター・ドラッカー
「リーダーシップを身につけたいすべてのエグゼクティブ、マネジャーは、
ベニスの言葉に耳を傾けるべきだ」

トム・ピーターズ「マネジャーはひとり残らず、本書のメッセージに耳を傾け、それに従うべきだ!
ウォレン・ベニスとバート・ナナスは、新たな傑作を、心がわきたつような名著を世に送り出した。
深く感謝せねばならない」

アルビン・トフラー
「ベニスほど知的で、思慮深く、組織について真剣に考えている人物はそういない。
リーダーシップに関する彼の意見は、すべて傾聴に値する」

フィナンシャル・タイムズ紙
「史上最高のビジネス書ベスト50のひとつ」

著者について

ウォレン・ベニス Warren Bennis

南カリフォルニア大学リーダーシップ研究所教授、初代所長。
ハーバード大学センター・フォー・パブリック・リーダーシップの諮問委員会委員長。
レーガン、カーターなど4人の大統領顧問、国際的大企業や各国政府のアドバイザーを務めるなど、
その多彩な活躍で世界中から尊敬を集めるリーダーシップ研究の第一人者。
『リーダーになる』(小社刊)『こうしてリーダーはつくられる』(ダイヤモンド社)
『「天才組織」をつくる』(日本能率協会マネジメントセンター)など、著書は30冊を超える。

バート・ナナス Burt Nanus

南カリフォルニア大学経営学名誉教授。
リーダーシップに関する著書多数。

訳者 伊東奈美子 Ito Namiko

東京外国語大学外国語学部アラビア語学科卒業。
IT関連企業で広報・マーケティングに携わったのち、翻訳家に。
訳書に『リーダーになる』『リーダーシップ・チャレンジ』『自己信頼』(以上、小社刊)
『Me2.0』(日経BP社)『次世代メディアマーケティング』(ソフトバンククリエイティブ)
『グランズウェル』『広告でいちばん大切なこと』『広告マーケティング21の法則』(以上、翔泳社)などがある。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 268ページ
  • 出版社: 海と月社 (2011/5/26)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4903212262
  • ISBN-13: 978-4903212265
  • 発売日: 2011/5/26
  • 商品の寸法: 18.8 x 13 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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16 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
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米国経営大学院留学時、学校で再三強調されていながらなかなか腹に落ちてその重要性を理解できなかった言葉が「リーダーシップ」であった。当時は自分が日本人だからかと思っていたが、本書を読むとどうやら米国でもその理解は十分でなかったようである(少なくとも本書執筆時点では)。

「愛とは何か」という質問に答えるのが困難なように、人生や活動の根底を支える概念は殆ど理解されていないという。本書では、リーダーシップ研究のパイオニア、ウォレン・ベニスが、まさに「リーダーとは何か」という問いに回答を試みる。(余談だが、『スターバックス再生物語』ではハワード・シュルツが同氏に助言を求める場面が出てくる。著者は現場に生きる学者であるようだ。)

「マネジャーはものごとを正しく行い、リーダーは正しいことをする。」 この有名な文句で始まる本書は、随所でマネジャーとリーダーを対比することで「リーダー」を定義し、さらに、観察した90名のリーダーが体現するものを4つの戦略にまとめ直すことでリーダーをリーダーたらしめるものの解明を試みる。

人を惹きつける「ビジョン」を描く。方法を問わず、その意味を「伝える」。ポジショニングを明確にし、「信頼」を勝ち取る。自己そして組織を創造的に「活かす」。

リーダー達の言動を数多く簡潔に引用し、そこからリーダーシップを構成する概念を紡ぎ出す様はオーケストラの指揮者のようである。示唆に富むエピソードが豊富に紹介されるが、逸話集に終わらない。そこから抽象概念が説かれるが、フワフワしていない。このバランスの良さに引き込まれ、考えさせられる良書であった。

本書は「リーダーになる方法」を提供するものではない。しかし、「リーダーとは何か」という問いに答えられず、リーダーシップという概念の理解に興味を持った人ならば、一読して決して損しない一冊だと思う。
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7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 平祥志 トップ1000レビュアー
「マネージャーはものごとを正しく行い、リーダは正しいことをする」というキャッチーなメッセージに感心して購入してしまった。

また、「多くの研究者がこのリーダーシップというテーマに取り組みながら、これほど成果の出ていない分野も珍しい」としながらも、本書もその域をでていないというのが正直な感想である。

内容や主張は理解できるものの、学者が執筆する経営書にありがちな、「事例やインタビューをもと共通点を見出し抽象化」というものになっており、リーダがぶち当たる現場での人間同士の葛藤や臨場感がイメージできず、ある種の研究論文的な印象が拭えない。ただ、それは自分にリーダー経験がないゆえに感じるだけかもしれないが・・・

本書ではリーダーが主になすべきこととして、次の4つを掲げている。
(1) 共有できるビジョン
(2) 意味を伝える
(3) ポジショニングで信頼を勝ち取る
(4) 自己を創造的に活かす

(1)と(2)は理解できるものの、(3)と(4)はリーダーシップとは若干異なるもの。
(3)は「外部環境の適切な場所に自らを位置づけ、それを確立していくプロセス」とあるが、内容を読む限り、戦略やポジショニングの話である。(4)はリーダーとしての人間力を高め、そのためには肯定的自己観を持つというものであるが、これはどちかというとセルフ・コーチングの話である。

リーダーシップは人との関わり合いが中心であり、そこには様々な人間の価値観や葛藤の中で、人々を巻き込んで有機的に動かしていくか、そういったコンテキストの部分は経験した者にしか分からないのかもしれない。また、組織の置かれている環境によっても異なる。それがリーダーシップ論を体系化することを困難にしているかもしれない。

企業や国でもリーダーの不在が叫ばれて久しく、とりわけ、閉塞感が漂うわが国ではリーダーを求める声は日々高まるばかりである。一方、あらゆるところでパラダイムの転換が起きつつある先の見えない時代において、特定のリーダーに道先案内を期待するのは、スーパーマンを呼ぶようなものなのではないか。
ならば、これからは我々一人ひとりが、正しいと思うことを考え抜き、生きていくという自立的な心構えが求められるのかもしれない。

企業においても、今のような時代、特定のリーダが引っ張っていくより、一人ひとりが自ら考え行動できる自立した組織の方が強く柔軟性も高い。それは、よく言われるところの「オーケストラ型」ではなく「ジャズセッション型」経営である。
このような観点からリーダーの役割を考えると、上記(1)(2)に加え、個人の持つ能力を最大限発揮できるような組織風土や職場環境を創り上げ、一人ひとりがリーダシップを発揮できるような土壌を創る、プロデューサー的能力が求められるのかもしれない。

それこそ机上の理想論と言われればそれまでですが、本書を読みながらそんなことを考えました。

また、リーダシップ論については、やはりそれを経験した方の自叙伝を読むのがベストだと思います。
例えば、現マイクロソフト日本人COOの樋口泰行著の「愚直」論などは、内容は忘れてしまったがリーダシップ論では思い浮かぶ一冊
このレビューは参考になりましたか?
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
本書の4分の3まで読んで、退屈すぎて読むのをやめようかと思っていた。

レビュー内容にもばらつきがあり、それぞれの方がおっしゃることに同意する。

しかし読んでいる途中でふと気がついた。 この本で言っていることは、かなりの部分「外資系トップの英語力」「外資系トップの仕事力」で今現役のリーダーたちが述べていることと共通する。
そのことに気付いたとたん、ぱっと視界が開けたような感覚があった。 著者が調査した90人のリーダーが最も口にしたリーダーの資質、それは「学ぶことの大切さ」。 「外資系トップの〜」でも再三現れる。

例示されている企業、リーダーには20世紀の社会で名をあげた人が多く登場するが、今21世紀の社会でリーダーとして組織を率いる人たちの体験談が20世紀のリーダーたちの哲学と共通する部分が多いのは興味深い。

本書の内容は一般化されすぎ、抽象化されすぎているため、今現在リーダーでない者が読んでもすとんと腹に落ちにくい表現になっているのだ。
著者が調べたリーダーたちの具体例に直接アクセスできれば良いのだが、そういう構成に本書はなっていないのだ。
しかし、現役リーダーの生の声を他書で読み、本書の内容を読み比べると理解が深まる。

ずいぶん昔にビジョナリー・カンパニーを読んだがこれも抽象的すぎて当時の私には分かりにくかった。
今なら普遍的なリーダーと、普遍的な組織とを対比しなが読めるような気がする。
そして実際に存在するリーダーの言葉を比較し、今のリーダーが普遍的な組織を作ろうとする声(外資系〜ではそこまで言っていないかな?)に耳を傾けることができそうな気がする。
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