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本棚探偵の生還
 
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本棚探偵の生還 [単行本]

喜国 雅彦
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,940 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

こんな時代に無謀な造本!今回は函のなかに2冊入っています。好評の月報は、切ってたたむと「豆本」に変身!七年ぶりに生還した本棚探偵は、さらにパワーアップ。マニアでなくても楽しめる古本エッセイ第三弾。

内容(「BOOK」データベースより)

あの本棚探偵が還ってきた。ロンドン、ウェールズ、台北、カリブ海…今度は世界が舞台。魅惑の二冊組。

登録情報

  • 単行本: 344ページ
  • 出版社: 双葉社 (2011/8/3)
  • ISBN-10: 4575303399
  • ISBN-13: 978-4575303391
  • 発売日: 2011/8/3
  • 商品の寸法: 20.1 x 14 x 4.1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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どうしても、「〜冒険」と比べてしまう。
やはり、テンションというのか勢いというのか、かなり落ちているような感じがする。
それは、「〜回想」でも感じたことだったが、まだ「〜回想」はハイテンションを維持していた。
多分、それは著者の年齢や生活環境のせいなのだろう。

古書、いや古書だけではなく本に対する著者の情熱は、痛いほど良く分かる。
共感できる。
私も本を買うのに食事代を削ったという経験がある。
ただそれも、若さ故の情熱であり、若いからこそ許容されることでもある。

本書で著者が述べているのは、古書、稀覯本に対する愛情、情熱、そして何より夢である。
そして、「〜冒険」と「〜回想」からは、その情熱と夢が溢れていた。
私も著者と同年配であり、だから著者の文章を受け止める力も弱くはなっている。
しかし、著者の本と、本を取り巻くものに対する情熱は、広くはなっているが、浅くなっているように思える。

マラソンとのコラボ、英国への古書ツアー、温泉宿の機構本などなど、テーマ的には非常に魅力的なのだ。
しかし、いかんせん、著者の文章からは、以前に感じられた著者の本に対する強い情熱が、弱くなっているように思えるのだ。
これは、コレクターのコレクションが充実してくると、アイテムに対する新鮮度が低下し、先鋭化はしてもその感動が小さくなることに起因しているのではないだろうか。

著者のミステリコレクションは、当初と比べたら相当に充実しているはずである。
もちろん、コレクターには終点はないから、まだまだという意欲はあるだろう。
しかし、その意欲の頻度は、依然と比べるとからり低下しているはずだ。

だがら、「〜冒険」や「〜回想」と比べて、あまり楽しめなかったというのが正直なところである。
「〜冒険」など、もう何度読み返したか分からないほど楽しく読んだが、おそらく本書は読み返すことはないだろう。
けっしてつまらない内容ではない。
しかし、著者の衰えが手に取るように分かってしまうのは、なんだか寂しい。
「〜最後の挨拶」も読むとは思う。
著者と同じ嗜好を持つ者として、著者には付き合いたい。
ただ、できれば初期の「〜冒険」のときのテンションを復活させてもらえれば、と願いたい。
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古本エッセイ第三弾
今回は2冊組みで、もちろん函入りです
月報は、「豆本」にもなります
今回はイギリス、台湾、ケイマン諸島と世界を巡ります
ただ、古本をネタに色々なイベントを楽しむといった感じで、古本収集の情熱はあまり伝わってこなかったかも
趣味にお金と時間をこれだけ費やせるのは羨ましすぎる
このレビューは参考になりましたか?
8 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
待ちに待った続編がでました!
ただ知識を紹介するのではなく、いかに本の世界を「遊ぶ」かに
こだわったシリーズ、読書好きにたまらないエッセイです。
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