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本当はどうなの? これからのインド (中経の文庫)
 
 

本当はどうなの? これからのインド (中経の文庫) [文庫]

白水 和憲
5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

豊かな生活を謳歌する中間層の「消費ブーム」はいつまで続く?インドの企業勢力図を塗り替える、新興勢力とは?日本企業がインド進出をはかる前に注意すべき法律とは?インドの内政安定の鍵を握る政党とは?…「世界のインド」の実像にせまる。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

白水 和憲
1953年福岡県生まれ、大阪外国語大学インドパキスタン語科卒業。英文総合誌(小説家井上靖の実弟が発行)のAssociate Editor、英文経済誌のニューヨーク駐在Staff Writer、アジア経済誌の編集長。各国の財閥総帥や政府首脳(首相を含む)などを取材・インタビュー、96年に独立。東京・銀座で『アジア・夕話』(セミナー・交流会)を主催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 255ページ
  • 出版社: 中経出版 (2009/5/24)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 480613354X
  • ISBN-13: 978-4806133544
  • 発売日: 2009/5/24
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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By 正義の味方 トップ500レビュアー
形式:文庫
不思議な、かつ魅力的な大国、インド。サリー姿、シーク教徒のターバン姿、聖なるガンジスと牛、シタールの音色、IT技術者や医師の頭脳流出と富裕層、米国の医師の1/3はインド人、アウトカースト層とムンバイのスラム「ダラヴィ」、大国相手に臆せず直言出来る国、核保有国、常任理事国入り野望、中国と争う次期経済超大国のインドだ。本書と門倉貴史著「今のインドがわかる本」と併せて読むととても面白い。本書はインドについて全てを解説してくれる。この国の潜在的な大きな将来性はわかっていても、インフラ未整備が最大の投資障害であった。交通渋滞が凄まじく、特に電力不足は深刻で、停電の頻発では進出や投資意欲は鈍ってしまう。しかし最近はそのインフラがやっと整備され始めた由。主要4都市間を結ぶ幹線道路、火力発電所建設、デリー・ムンバイ間産業大動脈構想等々だ。インドの市場成長性と労働力と人材は大変魅力的であるので、インフラが整えば多くの外資が一段と流入するだろう。しかし日系企業も東南アジアで成功したからと、インドは全く違うことに注意が必要だ。私もLondon駐在時の経験でインド人の英語は非常に聞きにくかった。旧英領時代に民主主義は浸透し、その結果は市民の自意識と権利意識が強い。法制度も難しい。よって欧米企業に比し日系企業は苦労するだろう。インドが直面する最大の問題は「貧困」だ。本書を読み驚いたことは多いが例えば、識字率は65.38%、BRICs、VISTA、NEXT11諸国の中で識字率がインドより低いのはパキスタン(43.1%)とバングラデシュ(49.9%)のみ。五輪のメダル獲得は少なく、北京五輪ではエア・ライフルで金1個、その他銅が2個。過去の金メダル8個は全てが男子ホッケーである。タタ・モーターズの「ワンラックカー」は2010年の店頭販売価格は実際いくらになろうか。今後も全てに眼が離せない国である。
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形式:文庫
著者はアジアのビジネス事情調査を専門にしているらしい。
インドは今回の総選挙でコングレスが勝利し、経済政策は安定基調に乗ると予想されているようだ。もっともライバルのBJPインド人民党も経済政策についてはむしろ民営化の徹底を主張していたから、日本国内に在住のインド人にもそののシンパが結構いるようだ。それはともかく、この本の分析はおおむね当たっているといえる。本著は政治や経済や外交についても面白いが、特にビジネスの項にはためになる。他に類を見ないものがある。合弁の難しさ、ストライキの発生する背景、韓国企業の強さの秘密、印僑の戦略など。最近インド映画が国内でも頻繁にかかるようになっているが、映画を見る前に一読しておくこともお勧めしたい。
梵道院
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形式:文庫
経済、ビジネス、政治、外交、社会文化、と分かれ、それぞれ非常にわかりやすい解説がされています。インドはウッタルプラディッシュ州1州で人口が1億8000万人もいます。言葉も多様で、民族も宗教も雑多。一言(一冊)で語りつくせない深さがあります。でも、この本は、それを非常に簡潔に説明してくれています。

著者が、おわりに、に書いている言葉がとても印象的です。「インドは特別だ」と垣根を作ってしまえば、特殊論の世界にはいってしまい、抜け出せなくなる。世界はどの国も特別な国だらけである。インドだけが飛びぬけて変わっているわけではない。

著者のこの思いが、おそらく、この本を、簡潔にインドの素人にもわかるようにしているのだと思う。
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