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99 人中、89人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
「戦争は悲惨だ」という言葉を使わずに戦争の悲惨さを説く書,
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レビュー対象商品: 本当の戦争 すべての人が戦争について知っておくべき437の事柄 (単行本)
世界中の紛争を長年にわたって報道してきたピューリッツァ賞受賞記者クリス・ヘッジズによる「What Every Person Should Know About WAR」の日本語版。437のQ&Aで戦争の真の姿を炙り出そうという著作です。 最初の問いは「戦争とはなんですか?」という至ってシンプルなものです。正解を読む前に私なりに答について考えを巡らせてみましたが、“国家と国家が兵器を用いて云々…”というところで詰まってしまいました。しかし本書の答は、問い同様にシンプルなものです。 本書はことほど左様に各問いに対して上記のような百科事典風定義をはじめとして極めて冷静な説明文が続きます。 たとえば、調査統計資料風の文章: もしくは訓練マニュアル形式の文章: →「破壊された戦車の清掃や砲弾の撤去を命じられたら化学防護服を着ること」 はてはテレビ・ゲームのルール教則本のような文章: 本書には拳を振り上げながら声高に戦争反対を叫ぶ文章も、軍事力増強の重要性を説く文章もありません。ひたすら淡々とした筆致で戦争というものを437の多面体として捉える作業が続くのです。 しかし不思議なことに、戦争を「説明する」文章を通読していると私はあたかも苛烈な戦場の渦中にいるかのようなうすら寒さをおぼえたのです。いかに淡々と説明しようとも戦争というものが人間性を瞬く間に破壊してしまう狂気に満ちた行為であることは覆い隠しようもないのです。そのことに改めて気づかされる実に巧妙な構成をもった書物だといえます。
46 人中、42人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
イデオロギーや物語を抜き取った“本当の戦争”,
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レビュー対象商品: 本当の戦争 すべての人が戦争について知っておくべき437の事柄 (単行本)
Q:戦争とはなんですか?で始まり、 Q:軍服はずっと持っていてもかまわないのですか? で終わる、戦争に関する437のFAQ。 ちなみに最初の答えは、 こんな基本的な定義すら多くの人は知らないはずだ。意に反して戦争に巻き込まれた人々はともかく、自ら兵士として戦場に赴く人、テレビやインターネット越しにある種“対岸の火事”としてイラク情勢や世界各地の紛争を見聞きしている僕たちも、“本当の戦争”を知らない。
41 人中、34人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
現在の戦争にまつわるQ&A集,
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レビュー対象商品: 本当の戦争 すべての人が戦争について知っておくべき437の事柄 (単行本)
この本に書いてあることが全て真実である保証はどこにもありませんが(どの本に書かれていることに対しても・・・ですが)しかし書かれた内容のほとんどを今現在の戦争に関するリアリティと捉えるなら 大変重要な書物と言えます。 この本は、2002年のピューリツァー受賞記者(NYタイムズ)が15年の戦場特派員体験をふまえた Q&A形式の、まさに知っておくべき戦争関連事柄です。 観念論や理想論なんかじゃない、リアルな描写が我々日本人にとっては、ややもするとあいまいなイメージで語ってしまいがちな戦争の、
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