著者が、子どもたちのケータイ利用の実情をとてもよく調べていることが分かります。利用時間、頻度のみならず、どのような気持ちでケータイやケータイサイトを利用しているのかというところまで。とても参考になりました。
そして、そこから考え出された、”ケータイ依存による深刻なトラブル”から子どもを救う、「親と子のルール」も、具体的で実用的。
例えば、
「ケータイを使う時間の制限は、親と子のケータイルールの基本です。夜10時に就寝であれば、ケータイ利用は9時30分までにするべきでしょう。これだけでも、ケータイをいじっていて子どもが寝不足になることは避けやすくなります。
ただ時間を制限するだけでは不十分です。近くにケータイがあれば、子どもはどうしてもケータイを使ってしまいます。そこで、「家ではケータイをリビングルームで使う」という、ケータイを使う場所を制限するルールが必要です。
すぐにメールを返信しないと友達からひんしゅくを買うのではないかと、子どもは心配するかもしれません。
しかし、「家のルールでケータイはリビングで10時までしか使えない」とルールがあることを言っておけば、友達もしかたないと思うものです。(一部抜粋、引用)」
子ども達の実情(友達関係など)まで、よく考え、対策が練られています。
ここまでよくできた本は久しぶり。子どもにケータイを持たせる前に是非とも一読すべき本です。