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6 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
「ゆとり教育」最大の弊害,
By ライデン "雷電" (滋賀県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 本当にヤバイ就職活動―超就職氷河期に翻弄される20人の就活生 (単行本)
ここに出てくる就活学生の内特に未内定者に共通するのは 「社会に自分がいかにして貢献していくか」という「奉公の精神」が全く無いことだ。 私は「社会人は社会に貢献する事によって社会から存在を認められ、貢献への対価として報酬を得る」物だと認識しているが、彼らにはそもそも「積極的に社会に参加してその発展のために貢献しよう」という熱意が全く無いのだ。 引っ込み思案で面接が苦手な学生。 大手に拘って中小企業を軽んじた態度でどこからも声が掛からない学生。 就活塾にまで通って優等生を演じることに腐心する学生。 内なる情熱は外に表れ、それは必ず面接官にも伝わる物だ。情熱のある人はいちいち見てくれを取り繕わずとも相手に熱意を伝える事ができ、身体中から放たれる情熱はどんな言葉よりも雄弁に面接者に語りかける物だ。 しかし彼らは自分の体面ばかりを気にして、情熱的に振る舞う事がまるではしたない事のように考えている節がある。 彼らと同じ今年の就活戦線で戦った戦友として言いたい。 情熱こそが人生のエネルギーだと。 そのエネルギッシュさこそが企業に、いや社会に求められている社会人の一番大事な資質なのだと。 自分を偽って就職した会社で果たして彼らは目的意識を持てるだろうか。とてもそんな風には文章からは感じ取れなかった。 思えば「ゆとり教育」とはそういう「生きる力」を生徒につけさせることを目指していたのでは無かったか。 昨今の就活学生の消極性や非常識さといった社会人としての不適格性が採用側の企業から指摘されているが、こうした事も「総合学習」の時間をなんのビジョンもなく無為に過ごしてきた「ゆとり教育世代」の弊害様に思えてならない。
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