「本の雑誌」に隔月連載、しかも1回に2〜4Pと、単行本になるまで遠い道のりを歩む読書漫画エッセイですが、発売されるとついつい購入してしまいます(笑)。著者の吉野氏とご友人たち+飼い犬くんのやりとりがとぼけたようでウィットに富んでいて大好きです。
今回は「絵本探偵(計3回)」のシリーズが面白かったです。絵本って、大人になると手元に残っていないものが多いので、「こんなストーリーだったかも」というあやふやな記憶と、「とにかく、すっごくどきどきした!」とか「○○が美味しそうで…」の鮮明な記憶がアンバランスに残っているんですよね。また、表題作がカラーで掲載されているので、連載時とは異なった表情を楽しめます。
いつものとおり、シンプルで軽やかな装丁が二重マルで、おまけに吉野氏の手書きエッセイが掲載されているのですが、やっぱりもう少しページが欲しい!描きおろしの本編を読みたかったような気もするので、☆ひとつだけ引きます。ごめんなさい。