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本をつんだ小舟 (文春文庫)
 
 

本をつんだ小舟 (文春文庫) [文庫]

宮本 輝
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

コンラッドの『青春』、井上靖の『あすなろ物語』等、作家がよるべない青春を共に生きた32篇の名作について語った魅力の読書案内

内容(「BOOK」データベースより)

母が睡眠薬自殺をはかった夜、押入れの中で読んだ初めての大人の小説「あすなろ物語」。高校の天城旅行中、眠られぬまま一晩中読み続けたチェーホフ「恋について」。生涯に一度だけ父親を投げ飛ばした記憶が鮮やかに甦る「青べか物語」。よるべない青春時代を照らす一筋の光のような存在だった32冊の名作を紹介する読書案内。

登録情報

  • 文庫: 327ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (1995/05)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 416734811X
  • ISBN-13: 978-4167348113
  • 発売日: 1995/05
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 470,273位 (本のベストセラーを見る)
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 流星
形式:文庫
著者の人生に大きな影響をあたえたであろう32編の名作を、当時の若き著者自身の思い出とともに紹介する異色の読書案内である。

この本には著者自身を含め、自らの宿命の前に傷つき翻弄される人々が多く登場する。それらの人々が織りなす出来事が、世界の名作の物語と共に、読む者に小説以上の感銘を与える。

切なくもあるが、人が生きてゆくことの妙味を感じることの出来る、味わい深い一冊。

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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
高校生の頃、自宅の居間に転がっていた雑誌を何の気なしにぺらぺらとめくっていると、『本をつんだ小舟』という読み物に目が止まった。1つには当時学校の国語の教科書に載っていた短編が面白かった宮本輝が作者であることと、もう1つには大好きな『あすなろ物語』について書かれていたことから読んでみようと思った。その後は毎月その雑誌が送られてくるのが待ち遠しくて仕方なかった。連載が唐突に終わってしまったときには、残念な気持ちを雑誌の編集部に書いて送ったくらいだった。作品を読んだ当時の著者の個人的な体験、それは主に家族や友人に関するエピソードであるが、それらと一緒に名作を紹介してくれるこの本を僕は何度も何度も読み返した。また、何人もの友人にも読むことを薦めたが、この場でまたお薦めしたい。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
 作者の中学、高校時代に読書した本の中から選ばれた32冊の本と、その本にまつわるエピソードについて書かれてある。単なる読書案内と違い、短篇小説を読んだような読後感を覚えるのは、そこから、必死に生きようと足掻いている少年の姿が浮かんでくるからだ。
 この中の一冊を読んでみようと思うのは、きっと、押入の中で小説を読んでいる少年の心の内を覗いてみたい思いにかられるからだと思う。 
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