内容紹介
本を読むのは楽しいが、すべての本を読めるわけではない。人生80年、毎日1冊読んだところで29200冊(おお! そんなに読めるんだ...)。年に8万冊も出ている出版物の1年分も読めないではないの。ならば、読んでない本も楽しもう! というわけで、本の雑誌9月号は「読んでない本大会」! 書評家3人が読んでない本をおすすめするウソつきは誰だ座談会から、書店員が教える読んだフリの方法、シンポ教授が激白する読んでない本に、大学生113人聞く読んでない本大調査、さらに『1Q84』を読まずに語る社内匿名座談会、読者の読んでない本自慢など、読んでない本を堂々と語る大特集。おっと忘れちゃいけない、トヨザキ社長の「喝」も合わせて読んでくれぃ!
新刊めったくたガイドは、三橋曉がルヘイン初の短篇集『コーパスへの道』を心して読むように!とイチ押しすれば、山崎まどかは新人トルツの疾走感溢れる父子の物語を一気読み! 大森望がC・ミエヴィルのみっちりネタがつまった2千枚に溺れたかと思えば、宇田川拓也は"書言の技巧師"門井慶喜の2作に一読感嘆。アライユキコが山田詠美『学問』の豊かさ凄さに圧倒されれば、行列嫌いの金子のぶおは「オフライン」の生活を選択。そして北上次郎は『獣の奏者』の続刊二巻の登場に2009年最大の事件、と大興奮。シリーズ未読の人は『I闘蛇編』から読んで、おぢさんと一緒に興奮の夏を送ろう!
今月は新宿からゲストが2組。まずは新宿紀伊國屋書店本店ピクウィック・クラブの面々。5月のフェア「対決! 共鳴し合う作家たち」で世間を驚かせた平均年齢 27歳の若手書店員ら6人が偏愛作家ベスト209を発表するという大胆企画に、いざ、注目! ついで登場するのはジュンク堂新宿店でふるさとの棚を担当する満薗春菜。社員でありながら自腹で本を仕入れジュンク堂に卸しているという秘境の番人が、目録発注もネット選書もヌルくねぇ?と出かけた関西自腹仕入旅をご報告。仕入れ総額70905円の2泊3日の旅をいっしょに味わおう! そして「世界の魔窟から」はエンタメ乙女(って誰?)が待望の登場。部屋が魔窟でも結婚できるのだ、と全国の独身腐女子に勇気を与えれば、本誌のグルメ番長・浜田公子は新潮社の社食で鰆定食に舌鼓。江弘毅が「三都本」で大爆発すれば、穂村弘はお洒落カフェに再度言及して、おお、お洒落カフェ問題が再燃か!? 腹八分目でも大爆発で燃え上がる本の雑誌9月号は何を隠そう、2カ月連続の特大号。税込定価740円で、さあ暑気払いといこう!