出版社 / 著者からの内容紹介
きたキタ来た、ついにきた! 友よ、30周年の夏本番がやってきたのだ! 本の雑誌9月号は、30周年記念特別ブ厚いぞ号第2弾! 特集は「本の雑誌が選ぶ30年間のベスト30」。創刊年から現在までの30年間に出たありとあらゆる本の中から、ベスト30を選んでしまおう、という大胆不敵な座談会に社員一同が挑戦だ。新入社員も交え、侃々諤々の激論の末、見事ベスト1に輝いたのは、おっと、版元品切れの『○○○○の○○』! はたしてこれを機会に増刷はかかるか? 本誌と一緒に並んでいたら、エライぞ新潮文庫、と誉めてあげよう!
新刊めったくたガイドは、三橋暁がヒラリー・ウォーの改訳、完訳、改題版『愚か者の祈り』にぐりぐりの◎を打てば、石堂藍はプロヴァンス料理風長編『世界の歌』の複雑で豊かな味わいに舌鼓。大森望が二千二百枚厚さ十センチ(ゲラだけど)、藤崎真吾の超ド級本格SFを十時間ノンストップで堪能すれば、吉田伸子は宮部みゆきの時代大作『弧宿の人』を読み終えて、ほう、っと溜息。米光一成が珠玉の文学漫談『笑うブンガク入門』でクスクス笑いながらグングン伸びていったあとは、北上次郎は山本幸久はこれからグングンでかくなる、と太鼓判。さあ、チェックを忘れるな。
30周年記念特大号第2弾企画は、まずは亀和田武vs坪内祐三の「本の雑誌30年間スクラップ対談」。雑誌ならおまかせのふたりが30年間の本の雑誌で印象に残っている企画、記事をスクラップする「倶楽部亀坪」出張版だ。ふたりの記憶に残った記事は、なにか。あなたの記憶と比べてみよう! 「三角窓口でみる本の雑誌30年・怒涛篇」で、月刊化から今日までを振り返ったあとは、田口久美子・永江朗・松田哲夫の三人が「激動の30年を振り返る」。本の雑誌創刊からの出版界の激動の30年間を本誌の歩みとともに振り返る記念座談会だ。ちなみに創刊の76年は松田哲夫が結婚した年でジュンク堂が誕生した年で永江朗は高校生! 友よ、月日は流れたのだ。
さらに、本屋大賞受賞作家・恩田陸の「本屋大賞の副賞十万円分の図書カードで買った本」、高橋源一郎vs新元良一の「翻訳文学ブックカフェ対談」、柴口育子の「オヤジドリーム雑誌読み比べ」、バカ本堂・北原尚彦が小樽、札幌、古本市で勝負する「北原古本旅」、山尾実花のジャパンストリートからみたボローニャブックフェア・レポートなど、30周年ならではの特別企画が、ええい、どうだ、の大盤振る舞い! 30周年記念特大号第2弾は完全燃焼の152ページ。友よ、ニッポンの夜明けはきたぞ!