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本の本―書評集1994‐2007
 
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本の本―書評集1994‐2007 [単行本]

斎藤 美奈子
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

「妊娠小説」でデビュー以来、膨大な本の山と格闘し続けた戦いの記録とも言える本書は、じつは書評家・斎藤美奈子の「初の」書評集である(と「あとがき」では語られる)。「ときには伝道者の気分でその魅力を喧伝し、ときには著者になりかわってその意義を力説し、ときには読者の立場でちょっとした苦言や要望を呈」した書評の数々は、圧巻。こんな本だとは知らなかった、こんな本があるとは知らなかった、などたくさんの発見があること間違いなし。祖父江慎の装幀も、圧巻です。

内容(「BOOK」データベースより)

『妊娠小説』でデビューしてから今日まで、膨大な本の山と格闘し書き続けられた書評を集大成。ここまで読めたら、すごい。ここまで言えたら、面白い。読書の醍醐味を、あらためて思い知らされる渾身の一冊。

登録情報

  • 単行本: 738ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2008/03)
  • ISBN-10: 4480814876
  • ISBN-13: 978-4480814876
  • 発売日: 2008/03
  • 商品の寸法: 18.8 x 13.2 x 5.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 257,740位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
19 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By moltu
形式:単行本
斎藤さんの本は『物は言いよう』しか読んでないというビギナーですが、それでも十分に楽しめました。

書評集としての本書の特徴は、
・その時々の新刊本が多い
・小説以外の本もたくさん取り上げられている
・フェミニズムの観点がある
・文芸批評、読書案内系の読み物が豊富である
・記事のカラーはいわゆる「闘う書評」に属するが、「切捨て御免」という一方的なスタイルではなく、客観性と公平性が保たれている(と思う)
といった所でしょうか。

読み物としての面白さは勿論、700冊という収録数の多さ、索引の充実度からして、
斎藤ファン以外でも、読書人には便利な事典であると思います。

斎藤ファンとして(といっても初心者ですが)特に興味深かったのは、
大江健三郎『取替え子(チェンジリング)』と野嶋剛『イラク戦争従軍記』の書評です。
この2冊は(訳あって)異なる角度から2回書評されてるんですが、読み比べると
斎藤さんの「芸」の深さを味わえるのではないかと思います。
このレビューは参考になりましたか?
14 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
復習用として 2008/8/31
形式:単行本
しかし厚さにひるみますが、細切れ読みすればいいのでその辺は気楽です。

あとがきで著者も書いているように、おもしろい本はないかなぁ、とガイドとして
使うよりも読んだ後でどのように評価されているかを読むのも楽しい使い方だと思います。
読み疲れたら昼寝の枕にもなります。
このレビューは参考になりましたか?
23 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By TaroTaro トップ500レビュアー
形式:単行本
94−07年の間に週刊誌などに発表(一部初出不明もあるが)された書評をまとめた一冊。発売直後に購入したのだが、全部で783ページもあるので、暇を見つけて少しずつ読んでも、読了するまで一ヶ月以上を費やした。いくら斎藤美奈子の評論のファンであるわたしでもこの厚さの本をイッキに読むのは無理だった。時間的にも体力的にも・・・。

しかし、文芸(あるいは本にまつわる)評論が彼女の本職ではないかと考えているわたしにとって、彼女の書評が詰まったこの本を少しずつ読むことは就寝前の至福のひと時であった。

この本の構成は、年代別ではなくテーマ別である。そして巻末には書名別・著者別の索引も用意されている。だから、斎藤美奈子はどんな本を読みどんな書評を書いてきたのか、ということが分かると同時に、読書好きにはとっては良質なブックガイドともいえそうな一冊だ。

とはいえ、斎藤美奈子という批評家を知らずに「ちょっと読んでみっか」という興味で手に取るには約800ページは大部すぎる。だから、どんな人にも薦めることのできる一冊という訳ではないような気がする。
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