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最も参考になったカスタマーレビュー
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
書籍愛好家には必備の1冊,
By gosho_no_tanuki (京都市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 本とその周辺 (中公文庫 M 18) (文庫)
武井武雄氏は童話作家・版画家として名が知られていますが、造本作家としても有名で、この文庫の解説もブックデザイナーの鈴木一誌氏が書いています。文字世界が電子化され、どうやら紙の本の寿命が尽き始めた現在、造本はどう変容するのか、大変興味あることですが、今はまだ、造本とは何か、など一般的に議論する時間的余裕があるでしょう。その議論材料として、美的造本論の典型的な例がこの本ではないか。 本はたしかに情報を乗せるばかりの「器」ですが、それだけではない「何ものか」を議論するに適当な書物と考えます。
5つ星のうち 3.0
こだわりすぎ,
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レビュー対象商品: 本とその周辺 (中公文庫 M 18) (文庫)
1960年に出た単行本の文庫化。著者は童画家。しかし、本書では、その関連のことはほとんど語られていない。造本家としての志や考え方を述べた本なのである。 著者の手がけた「豆本」シリーズについて、その印刷や活字にどれだけこだわってきたか、「親類」と呼ばれるコレクターたちとの関係、蔵書票についてなど、かなりマニアックな世界が延々と展開されている。蔵本に書ける情熱とこだわりは並々ではなく、読んでいて怖ろしくなってくるほどだ。 用語の説明等もなく、著者についてかなり詳しい人でないと、内容をきちんと理解することはできないだろう。
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