それまで山とは縁のない三人の若者がある山小屋の主人を通して出会い、三人共にヒマラヤの未踏峰に登るという共通する夢を持つことになる・・・。
自分は登山を始めて一年経っていない若造だが、この本はすでに登山を始めている人は勿論だが登山を始めようとしている人にもぜひ進めたい一冊だと思う。
山に登る喜び、登りきったときの達成感、山に関わっている時のさまざまな思いを描写しているので読んでいる最中、自分がこれまで行ってきた山行を彷彿とさせてくれました。
山岳シーンの重厚さはまるで自分がその場に行って登山しているような錯覚を味わうことが出来ます。
またこの三人がいかにしてヒマラヤ未踏峰へ登る夢を持つにいたったか、そんな人間ドラマも見所です。
この本は自分にとって人生、登山の方向性を考える上での材料の一つとなってくれました。
人生とは、登山とは・・・そんなことを考えさせてくれる小説です。