Hi-Defソフトでは、初の長編スピルバーグ監督作品。
なんと30年前にこのSF映画の傑作が作られていたとは改めて驚かされる。
DVDでしか観みれなかった世代だが、今なお新鮮さを失っていない。
失っていないどころか、今回のBlu-ray化によってより輝きを増した様に思える。
砂漠やインドのシーンにおける鮮やかな色彩は勿論、デビルズロック、マザーシップの妥協しない凝りに凝ったその作りはBlu-rayで初めて真の姿を現した。
さすがに前半の暗部シーンでは時折ざわついた印象はあるものの、とても30年前の作品とは思えない映像が目の前に出現する。
映像の凄さだけが見所の作品が増えているが、やはり映画は第一にドラマ。まず内容・脚本ありきだ。
スピルバーグ氏の監督としての演出能力の高さを改めて感じさせらる。
マザーシップ等その物の美しさもあるが、何より構図の素晴らしさは圧巻。
どのシーンを切っても絵になる綿密さは素晴らしい。
少し乾いた印象はあるが、DTS-HDマスターオーディオ、ドルビーTrueHDで聴くあの余りにも有名な5音の旋律には鳥肌が立つ。サラウンド感はやはり後半で効果的。
何度か拝見している作品だが、全く新しい映画を観た感覚をおぼえ震えた。
劇場の巨大スクリーンでも観てみたいものだ。
2007年も終わりに近づいたこの時に、Blu-rayで新たに甦った「未知との遭遇」を体験できた事を嬉しく思う。