未病という病気ではないが、何となく体の調子が悪いという状態のとき、どのようにして改善したらいいかということが、詳しく書かれています。症状別にどのようなヨーガのアーサナをすれば改善するのか、また東洋医学の立場からは、つぼ療法や、食事の仕方、どのような生活をすればいいかなど、わかりやすく説明されており、この本を手元においておき、ちょっと今調子が悪いなと思えば、目次から自分の症状をみて、自分にあったヨーガや療法が行えるようになっています。
またこの本では、自分の体の状態にいつも気を配ることも、病気を防ぐことになるということがよくわかります。今の自分の体がどういった具合なのか、精神的にはどうなのか、自分自身を知ることがとても重要になります。自分自身を知ることができれば、ちょっとした体の不調にも気づきやすくなり、初期の段階で体を健康な状態にもどせるのです。
生命力の低下はプラーナという根源的な生命エネルギーが不足していることから起こるといわれているそうです。アーサナで体のバランスを整え、呼吸法でプラーナを取り込む、毎日のちょっとした努力が健康的な生活につながるのだと思いました。