携帯に事細かに日記をつけるのが趣味の中学生雪輝は、彼が空想の中で会っている神 デウス・エクス・マキナから“未来”を与えられる。
曰く、90日後の自分が書いた日記を現時点で見ることができるという。
そして、同様に“未来”を与えた11人を最後の一人になるまで殺し合い、残った者を後継者とすると告げる。
そう、デウスは雪輝の空想などではなく、実在する神だったのである。
今、予知能力者同士のバトル・ロワイアルが幕を開ける!
と、いう突拍子もない設定のSFスリラーです。
当初、可愛いあの子が自分のストーカーって構図には「何だかなぁ」と思いましたが、中ほどまで読んで納得。
「あぁ、なるほど。可愛いかどうかは関係ないにしても、これは“ストーカーならでは”だな。」と。
そして、いくら可愛くてもストーカーなんて引くのが普通で、雪輝も浮かれたりせず引いてるのもグッド(笑)。
また、雪輝やストーカーのコなど中学生がちゃんと“中学生らしい”のも説得力があって良いです。
他にも素人目ではありますが、画の描き方やコマ割も巧みで良いカンジ。
前作『花子と寓話のテラー』も読んでみようかと思うほどに面白かったです。