根本氏の「ブロードバンドのビジネス構造」等のレポートはかつて、良く勉強させて貰った。しかし、これまで一般の書籍を読むのははじめてである。
本書は、根本昌彦が表現する未来予測の分野を一般社会人向けにとても解りやすく説明した入門書ですね。物事の考え方と未来学の実践と2つの要素を持っていると感じました。その意味では、「何だろう?」と興味を持って読んだ人でも、「予測をしなければ」と目的を持って購入した人も、どちらも引き込まれていく内容でしょう。
後者はこれから2弾、3弾と深耕する未来学の読者になるだろうし、前者は事の捉え方や考え方を変化させるヒントと考えるかもしれません。特に、未来の話が解りやすくまとめられて重宝します。
また、個人的には第4章の歴史の捉え方から未来を読む切り口がとても面白かった。最近歴史から現在を紐解くものを多く目にするようになってきたが、その先を掴んで語る点はさすがに氏の世界ですね。これだけでも別の読み物になりそうです。