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未来カー・新型プリウス―エンジニアたちの挑戦
 
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未来カー・新型プリウス―エンジニアたちの挑戦 [単行本]

御堀 直嗣
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

トヨタが可能な限り「未来」を詰め込んだクルマーー
新型プリウスは「未来カー」の第1段なのだ。では何が「未来」なのか。「未来」といっても新技術の押し付けになってはいけない。新型プリウスに装備された数々の「未来」を,それぞれの開発者が語る。

内容(「BOOK」データベースより)

環境に関心のあるユーザーばかりでなく普通の消費者に選ばれるクルマをめざして開発者は新型プリウスに「未来」を詰め込んだ。気鋭のジャーナリストがトヨタ式新車開発の神髄に迫る。

登録情報

  • 単行本: 189ページ
  • 出版社: 日経BP社 (2004/01)
  • ISBN-10: 4822205975
  • ISBN-13: 978-4822205973
  • 発売日: 2004/01
  • 商品の寸法: 21 x 14.8 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 427,940位 (本のベストセラーを見る)
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形式:単行本
トヨタのハイブリッド車であるプリウスの二代目の開発物語である。速さと燃費に始まり、静粛性、環境性能、安全対策、いずれについても初代をはるかにしのぐ新型プリウスの誕生である。

初代プリウスのチーフエンジニアは内山田竹志(現在は専務)である。世界初のハイブリッド車の開発。誕生は1997年である。内山田が掲げたキーワードは、高齢化・情報化・地球環境保全・エネルギー問題である。こららのキーワードを体現した累積生産台数は12万台。

さて新型プリウスだが、エピソードをひとつ。初代のタイヤは燃費と走行性能を両立させるために特別開発されたプリウス専用のものであった。しかし、新型プリウスではタイヤは一般の車のタイヤを使用できるまでに、ハイブリッド車として進化しているのである。同じことは生産ラインについても言える。新型の方は、最早特別なラインではなく、既存のラインで量産できるのである。

二代目のチーフエンジニア・井上雅央は小学校5年生でカートを自作したというから、生まれながらの車好き少年だった。販売のペースは初代の三倍を目標としている。普通の消費者に普通に選んでもらうのが井上のねらいだという。このねらいはトヨタが二代目プリウスにこめたコンセプトそのものなのであろう。

本書の中で刮目すべきは、今日のハイブリッドは、究極のエコカーをめざす水素社会への入口であるという事実である。水素を燃料とする燃料電池車もトヨタの構想ではハイブリッドそのものである。燃料電池そのものにこだわるメルセデスとは違う。トヨタの場合は、燃料電池に加えた二次電源をつかう「ハイブリッド設計」である。

メルセデスを一神教とすれば、トヨタの複合的で柔軟な発想は八百万の神にたとえられる。日本発の八百万の神がより環境と調和した平和な技術へと発展していくとすれば大変結構なことではないだろうか。

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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ファロット VINE™ メンバー
形式:単行本
題名・出版社・本のデザインを見ると車好きの人の読むような気がするが、簡易な文章で書いてあってメカが苦手な人でもスラスラ読めると思う。
多少専門的な用語が出てくるが、初代・2代目プリウスを開発したエンジニアの努力がわかりやすく書かれている。

ハイブリットカーはプリウスは先進のメカを搭載した夢の車である。それを初代と同じ215万円で発売する為の裏話も面白かった。

「中には後ろをふりかえった状態では右にハンドルをきるべきか左なのかさえ迷うドライバーもいる。」と書かれた迷ドライバーの一人としては「インテリジェントパーキングアシストシステム」が欲しくなった。

開発者が想定した装着率が60%なのに実際は85%の装着率だというから世の中には迷ドライバーが多いという事だろうか?

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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By wave115 VINE™ メンバー
形式:単行本
本書は,プリウスの特徴の紹介から始まり,プリウスのコンセプト・設計思想,および,プリウスを未来カーたらしめるモーター技術・S-VSC(車両安定制御システム)・インテリジェントパーキングアシスト(半自動車庫入れ機能)について,主役となる人物のインタビューなどを交えながら紹介されています.最後は,究極のエコカーとハイブリッドシステムの関わりで結んでいます.

平易な文章で大変読みやすく,プリウスオーナが薀蓄をたれるためのネタを仕入れるにはうってつけの本です.ただ,全体としてカタログ的で,今ひとつインパクトにかけます.特に写真のほとんどはカタログに使われているものと同じものです.ハイブリッドシステムの詳しいことを知りたい人や,プロジェクトXのような感動開発物語を期待している人には少し物足りないでしょう.

「エンジニアたちの挑戦」というサブタイトルの割りに,あまり感動を覚えないのは,障害が立ちはだかり,挫折しそうになりながらも担当者のふんばりやリーダの勇気ある決断によってこれを乗り越えていくというお決まりのパターンではないためでしょう.開発に当たってはそれなりの苦労はあったのでしょうが,プリウスの開発はトヨタの威信をかけたプロジェクトで上層部のサポートも厚かったようです.粛々と開発が進められた印象を受けました.

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