気候変動、エネルギー問題、人口増加、テロリズム……
深刻化する世界の難問はビジネスが解決する!
真の「持続可能なグローバル企業」とは、世界の貧困国のクオリティ・オブ・ライフを高め、
後世のために地球の生体系の健全性を守るビジネスを創造し、なおかつ利益を上げる企業である。
21世紀に求められるのは、多くの犠牲を払い少数に富をもたらした産業革命の資本主義ではなく、
経済ピラミッドの底辺に想像を絶する莫大なビジネスチャンスをつくり、既存企業の地位を奪う、
新しいダイナミックなグローバル資本主義である。
人類を持続可能な社会へ導くのは、この世の中で企業しかない!
●「持続可能性」とは、どういうことなのか?
●テロリズムの根源は、「持続不可能な発展」である
●我々は「環境保護」が「企業の利益」につながらないと誤解していた
●「環境保護」を超えた企業戦略とは?
●既存技術を破壊し、明日の技術を育てる有望な場所を探す
●40億人ものBOP(経済ピラミッドの底辺)市場に目を向ければ、まったく気づかなかったビジネスチャンスが見えてくる
各界をリードする著名人が挙って推薦!
アル・ゴア (『不都合な真実』著者、元アメリカ合衆国副大統領)
C・K・プラハラード (『ネクスト・マーケット』『コア・コンピタンス経営』著者)
ムハマド・ユヌス (グラミン銀行創業者、2006年ノーベル平和賞受賞)
クレイトン・クリステンセン (『イノベーションのジレンマ』著者、ハーバード・ビジネススクール経営学教授)
ピーター・センゲ (『最強組織の法則』『出現する未来』著者)
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23 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
現在の日本人の発想からは決して出てこない内容だからこそ・・・,
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レビュー対象商品: 未来をつくる資本主義 世界の難問をビジネスは解決できるか [DIPシリーズ] (ハードカバー)
「ノーベル経済学賞」受賞のセンも、「コア・コンピタンス」で有名なプラハラードも、その学問に向き合う姿勢の根底には、自らの故郷が有する「貧困」や「飢餓」をどのように解決すべきか、という人類にとっての最大の難問への挑戦、があるのだと思う。前者のセンについては言わずもがなであるが、後者のプラハラードにも、本書と主張を同じくする「The Fortune at the Bottom of the Pyramid(邦訳名:ネクスト・マーケット)」という研究書が存在する。確かに多くのコメンテーターが指摘するように、本書の内容は、普遍性に乏しい一部の成功例を大きく取り上げすぎているきらいがある(例えばユニリーバの取り組みなど)。そうした部分で、厳しい批判が向けられることは、容易に想像できる。しかし、本書が提案するような内容を、まっとうなビジネス書レベルに仕上げ、サラリーマンや学生、一般市民へと訴えかけようとする発想そのものが、今の日本では決して出てこないという点に、注目すべきである。本書の発想の一部は、確かに日本経済の発展支えた先人たち(松下幸之助しかり本田総一郎しかり)の発想と共通するものがある。しかし、そのことをすっかりと忘れているのが、今に生きる我々である。本書を通じて、今の日本の、日本人の姿が見える。
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
なかなか 微妙な問題を抱えている本であることも確かだ。,
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レビュー対象商品: 未来をつくる資本主義 世界の難問をビジネスは解決できるか [DIPシリーズ] (ハードカバー)
本書は「資本主義が どのように環境問題や貧困問題を解決出来るのか」という課題に挑戦した本である。読んだ感想は二点だ。 一点目。本書はBOP=Bottom Of Pyramid=世界の貧困層をビジネスチャンスとして捉える本だ。発想の基本軸としては 貧困層からの収奪ではない点を強く謳う一方 ビジネスとして成り立つことは必要条件だとしている。 その考え方は 非常に微妙な部分も多いと思うが 基本的には正しいと考える。サステイナビリティという言葉がはやっているわけだが 事業として収益が上がらないものは サステイナブルであるわけもなく 早晩立ち行かなくなることは見えている。「損得勘定抜きで」始められたものは 志においては高いものがあるにせよ それが続くことは基本的には難しいからだ。勿論 この発想自体が 資本主義から一歩も出ていない点は認識するが 現実的に考えるとそうではなかろうか。 二点目。上記「微妙な部分」は実は中々難しい。他の方の指摘にもあったが サブプライムは まさに貧困層をターゲットにしたビジネスであった。志としても「家の持てない人に家を」という高邁なものもあったと聞くが 結果としては 非常にグロテスクなものとなったことも確かだ。この危険性に関しては 本書からは有効な処方箋は読み取れない。 結論として 本書を読むことは知的に興奮する体験とはなった。資本主義の枠組みで働いている一員として 考えるヒントになった。
7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
企業、経済についての新しい視点を気づかせてくれる,
By YOUKING (東京都目黒区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 未来をつくる資本主義 世界の難問をビジネスは解決できるか [DIPシリーズ] (ハードカバー)
プラハラッドの『ネクストマーケット』と並ぶBoPを理解するための必読入門書。今まで65億の地球人口のうち上層の20億人たらずの貨幣経済と言う限られた領域で企業活動やグローバル経済は語られてきたが、忘れ去られた40億人にフォーカスした企業活動が今後は必要になるのは火を見るよりも明らかである。具体的事例を交えて先進的な多国籍企業やNGOの事例を使って、BoPにおける組織、マーケティング、戦略と幅広いトピックについて分かりやすく説明している。 また、一昔前に流行した「CSR」との関係について、「ビジネス戦略を通じて与えたダメージを取り繕う目的で慈善事業に依存する社会的責任(CSR)とは根本的に異なる」ある。BoP戦略はCSRの概念とは異なることを明確に示しており、持続的成長のためのステップの一つとしてCSRとBOPを別々に語っている点は分かりやすい。 経済的価値と社会的価値の両立をどのようにして継続的成長を企業はしていくべきかを考えるきっかけとなる1冊である。
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