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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
世界的な作家と同じ気分で。。。,
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レビュー対象商品: 未来の国ブラジル (単行本)
世界文学でよく知られているドイツ語圏の作家、シュテファン・ツヴァイクの作品。この、ブラジルを称えた「名作」を日本語で読めるのは素晴らしい。原典は、ポルトガル語やフランス語など、複数の言語に翻訳されているので、この日本語訳を、どの言語からおこなったのか、少し気になるけど、そんなことはどうでもいい。日本軍によるシンガポール陥落を悲観して、ブラジルで自殺したという、ナチスドイツも軍国日本も共に否定したユダヤ人としてのツヴァイクの人生には、日本人としてややひるむが、別に、本の中で日本人を批判しているのではない。ブラジルが好きな一人の日本人読者として、やはり、ブラジルにとって外国人であるツヴァイクの語りは実に面白い。 「この荒廃した世界の中で、新しい未来への希望が新しい地域で見ることができるならば、。。。広く知らせるのが我々の責務である。それゆえ、わたしはこの本を書いた」そうである。日本語訳も丁寧だ。ツヴァイクの「責務」を実感できること請け合いである。
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