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未曾有の経済危機 克服の処方箋―国、企業、個人がなすべきこと
 
 

未曾有の経済危機 克服の処方箋―国、企業、個人がなすべきこと [単行本]

野口 悠紀雄
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

★★出口はようやく見えてきた! この危機は、国にとっても個人にとっても真の改革を実現する最後のチャンス。現状分析から導かれる、本当に行うべき戦略を野口教授が提言する!★★

世界を襲った戦後最大の経済危機。その本質は、相互依存的に膨張した日本の「円安バブル」、アメリカの「住宅バブル」、中国の「改革開放バブル」の連鎖崩壊だった。
だが、危機からの出口が、いまようやく見えつつある。問題はその先にあるチャンスを活かせるかどうか。
広範なデータを駆使して、いま起きていることの真相を解き明かし、さらには克服に向けた処方箋を提示。危機の本質とその対処法を最も分かりやすく説いた決定版!

**********************
■前作『世界経済危機 日本の罪と罰』でいちはやく(しかも極めて正確に)、今回の経済危機の本質を指摘し、警鐘を鳴らした野口教授が、今回の本では、その後明らかになった各種データに基づき、さらに危機の真相に迫ります。

■日・米・中の三極で同時的・相互依存的に起きた「円安バブル」「住宅バブル」「改革開放バブル」の3つのバブルが崩壊し、その結果として、日本の輸出モデルが壊滅、もはや回復の可能性は極めて低いことを明確に解き明かします。そのうえでいかにこの危機を乗り越えるべきかを提言していきます。

■経済危機の解説書は数多く出されていますが、こうした世界的なマクロ構造をトータルに捉え、正確なデータに基づいて提示しているという点で、本書はまさに危機解説の決定版といえるでしょう。

■また、最終章では個人としてこの危機を乗り越えるために何をすべきかを、著者の体験に基づいて真摯にアドバイスしています。その内容は、「超整理法」「超勉強法」等でも多くのベストセラーを持つ著者ならではの説得力に満ちています。

【主な目次】
第1章 世界的巨大バブルの大崩壊
第2章 アメリカ経済の収縮はいつ終了するか?
第3章 深刻な危機に直面するもう一つの輸出大国・中国
第4章 日本経済の今後の見通し──GDPが10%縮小して景気回復前に戻る
第5章 問題の本質は何か?──空虚な批判でなく、現実を変える議論を
第6章 この異常事態にどう対処するか?──内需拡大の実現戦略
第7章 危機に打ち克つため、個人がなすべきこと──必要なのは金融投資でなく自己投資
補章 急降下は終わった その先の戦略は?

内容(「BOOK」データベースより)

世界経済危機が起きた真の理由を明確に説き、その克服に向けた提言と、未来へのビジョンを詳述。危機の本質は、米・日・中の相互依存バブルの連鎖崩壊だった。アメリカ経済の急落が止まったとき、日本は再生への道を歩み始められるか。広範なデータを駆使して危機の真相を解き明かし、克服へのビジョンを明示した決定版。

登録情報

  • 単行本: 348ページ
  • 出版社: ダイヤモンド社 (2009/4/17)
  • ISBN-10: 4478008795
  • ISBN-13: 978-4478008799
  • 発売日: 2009/4/17
  • 商品の寸法: 18.8 x 13.2 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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10 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
本書は、世界経済危機 日本の罪と罰の続編です。この世界的経済危機は、日本、中国、産油国からアメリカにドルで還流した資金が元になって、アメリカ発信という形で顕在化したが、本質は世界的巨大バブルの崩壊現象であり、日本、中国には特に大打撃だという。また、今回の経済危機は、日本の政策的、人為的円安バブルの崩壊でもあり、米国発の金融危機が起こらなくても発生したとされ、日本の主要経済統計等は2003年頃若しくはそれを割り込む水準に落ちると分析している。

今回の経済危機が収束するための条件は、
1)日本全体が輸出立国から脱却し、内需主導型の経済モデルを作らなくてはいけない。
2)アメリカの貿易赤字が現状の半分程度に落ち着くこと

とのことだが、これを各種の統計を絡めて説明している。また今後の日本のあり方としては、公共投資を前倒ししても行い、個人は自己投資をして付加価値を上げていくことが重要だと述べている。例として資格取得、フルタイム若しくは社会人向け大学院の活況を述べているが、これについてはあまり濃い論考とは言えない。また、個人レベルでの分散投資は情報の非対称性の面からリスキーと結論し、銀行に預金しておくのが合理的だと言っている。この資産運用方針については半ば思考停止を正当化しているように思えた。今回の金融危機の各種分析に際し、マクロ経済、金融経済理論を骨太な駆使した実践的経済理論書の著者がこの程度とはかなりマイナスなイメージも同時に持った。また危機脱却策として従来型公共投資を行うことや、日銀の国債買い取りなどを示唆するなど、後世にツケを残す策しか述べていない。 本書は第5章までは非常に読みごたえがあったが、それ以降は、どうしても尻すぼみ的な印象がぬぐえないのは私だけであろうか。
このレビューは参考になりましたか?
22 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
前作「罪と罰」から著者の作品を読みました。多数の具体的指標を用いた主張は説得力があります。また用語の注釈も好感が持てました。今回の作品も主張はブレておらず、外需依存型の旧態依然とした日本モノ作り経済モデルは破綻した、現在の世界的経済恐慌は「米国発」でなく日本も大きく関わっているというものです。分厚い本ですがこの主張が繰り返されます。一方、じゃぁどうすればいいのかという点は少し不満。時限的な公共投資しかない、米国で成功しているIT活用のニュービジネスがいい、個人は定期預金、高い学歴、MBA取得等自己投資しろだけでは納得感が弱い。日本の製造業(例えばトヨタ)や官僚の政策立案は未来に向かって具体的にどうしていけばいいのか著者の主張が聞きたい。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By sandroc
形式:単行本
かなり読みにくい本で、途中斜め読みしたような所も多いが、これ一冊読むことで、現在の世界不況について、アメリカ経済、中国経済、日本経済の「いま」のだいたいのところ(一般常識レベル)はわかったような気にはなった。
いま起きていることは、バブルの世界同時崩壊であり、日本は外需依存の体質を改善し、産業構造を抜本的に変えない限りいつまでも沈没し続け浮上できないということが説得力をもって書かれていて、そのソリューションとしては、国家が大規模な公共投資を行うほかない、と書いているが、それしかないのか、と思うと、やや絶望的な気分になった。現段階において政治はそうした方策をとってはいないし……。もっとも、この著者は、基本的に日本の政策についてはいつも否定ばかりしているという印象もあるので、少し割り引いて読んだほうがいいのかもしれない。
また、では個人では何ができるのか……という章も最後についているのだが、これが思い切り蛇足に思った。そこでは、もっと勉強して資格を取ったりしろ、起業しろ、などと言っているのだが、ある程度の紙数を割いているにもかかわらず、急にここだけエビデンスも曖昧で、おざなりなアドバイスの感じがした。本を読め、それもくだらない自己啓発書ではなく、ちゃんとしたビジネス書で勉強しろ、みたいなことが書かれているわけだが、この章のノリは、かなり自己啓発書チックになっていたような……。
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「積極的財政政策」を主張する点に新味
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投稿日: 2009/12/27 投稿者: 三四郎
地頭力の優れた方だと感心しました
全体を俯瞰し、的確なデータを選び、地に足がついた議論展開をなさっています。... 続きを読む
投稿日: 2009/8/23 投稿者: 光の木
今はまさに崖っぷちに立たされているくらいの危機的な時だと再認識させられた。
 野口氏の著作には通説とは異なる新たな視点があり、はっとさせられることが多い。
 今回の著作もそうである。... 続きを読む
投稿日: 2009/6/30 投稿者: 西山達弘
非常にわかりやすく経済危機の構造を解説してある
著者の本は深い洞察に基づいたものばかりのため、「うーん、なるほど、なるほど」と思いながら、おもしろく読み進められた。話の展開が非常に理路整然としており、脚注で補足... 続きを読む
投稿日: 2009/5/6 投稿者: ソルト
処方箋としては疑問です
この人は、不況でどこまで金もうけをするのだろうか?... 続きを読む
投稿日: 2009/5/3 投稿者: 琵琶湖のなまず
処方箋
前書で鋭く,現在の世界経済危機の原因を分析して見せた著者が,今後の経済の見通しと政府や個人は今何をすべきかを述べている.単なる情緒的な議論に陥らず,常に論理的に議... 続きを読む
投稿日: 2009/5/3 投稿者: ぴかーど
日本経済のこれからが楽しみになった
著者は,前書に引き続き,最近の経済状況の変化に対して,マクロ経済学をもとにして分析している.また,今後の日本経済のあり方について提言している.記述は適切なグラフや... 続きを読む
投稿日: 2009/5/2 投稿者: 獅子狛犬
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