本書のなかにも書かれているが、40歳を過ぎて妊娠力が落ちてきた頃、しかも産婦人科的に問題があっても医療介入のないお産にこだわる人が、最近多い。なんだか頭でっかちになっている感じがする。「妊娠・出産してもバリバリ仕事がしたいし、飲み会もセーブしたくない。しかしお産は自然にしたい」 気持ちはわかるけど、あれもこれもは一度に手に入らないのだと思う。
印象的なのは中国の話。初潮を迎えたら母親が娘に「養生」を伝えるそうだ。日本にも昔はあった習慣なのに、どこで途切れてしまったのだろうか。
この本は、まず役所のお歴々に読んで欲しい。なぜ女性が産まないのか、産めないのか、産みたくないのか。男も女もかわらなければ、少子化はまだまだ続くだろう。