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木 (新潮文庫)
 
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木 (新潮文庫) [文庫]

幸田 文
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「樹木に逢い、樹木から感動をもらいたいと願って」北は北海道、南は屋久島まで、歴訪した木々との交流の記。木の運命、木の生命に限りない思いを馳せる著者の眼は、木を激しく見つめ、その本質のなかに人間の業、生死の究極のかたちまでを見る。倒木の上に新芽が育つえぞ松の更新、父とともに無言で魅入った藤、全十五篇が鍛え抜かれた日本語で綴られる。生命の根源に迫るエッセイ。

内容(「MARC」データベースより)

七千年を生きる屋久島の縄文杉、倒木の上に育つえぞ松、いのち終えて、なお美しい桧などを訪ね、「生」の根源に想いを馳せる名エッセイ。1992年刊の新装版。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 172ページ
  • 出版社: 新潮社 (1995/11)
  • ISBN-10: 4101116075
  • ISBN-13: 978-4101116075
  • 発売日: 1995/11
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.4 x 0.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
18 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
鋭い 2003/10/3
形式:文庫
幸田文は五感を駆使して、物事をとことんまで感じようとしている。人におぶわれてまで屋久島の縄文杉を見ようとしたり、無理矢理押し頼んで木材に加工できないアテと呼ばれる木をひいてもらったり。実際に見なくちゃ書けないと、ここまで貪欲な姿勢が清々しくみえる。この本は、細やかな表現とともに素直な筆者の気持ちが描かれていて、読んでいると『これが理解できる日本人でいて良かった』と思った。私の大好きな一冊である。
このレビューは参考になりましたか?
13 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
著者は老齢で、かつ多忙な身でありながら北に南に巨木を追い求める。
樹木が好きな人は数多くいても、彼女のように貪欲に樹を求める人は数少ないだろう。
生きている木だけでなく、材木になった木、材木になれなかった木にまで迫り、木の本質を見極めようとする姿はものに憑かれたようでさえある。

父・幸田露伴から幼児に庭で受けた植物への愛着は、見事結実した。

このレビューは参考になりましたか?
8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
人も木も‥‥ 2006/5/18
By diri
形式:文庫
著者の人生経験を振返り、人を思う謙虚さ滲み出る丁寧な文章に惹かれました。

木もまた生きてきた経験があり、配慮をもって、軽んじることなく描写しています。

様々な木について、じっくりと味わういい機会になりました。
このレビューは参考になりましたか?

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