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木枯し紋次郎〈7〉―木枯しは三度吹く (光文社文庫―光文社時代小説文庫)
 
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木枯し紋次郎〈7〉―木枯しは三度吹く (光文社文庫―光文社時代小説文庫) [文庫]

笹沢 左保
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

紋次郎は、死を直視していた。非情冷徹な彼が、狂女の言葉を信じ、あざむかれたのだ。追っ手は二十四人。助かる見込みは万に一つもない。紋次郎の意識は朦朧とした。またある日、紋次郎は六人の大男を相手に決然と立ち向かった。全員を泥田の中に倒し去って行く。「あっしには、今日しかございませんよ」現代的な放浪感覚と、ミステリー仕掛けのどんでんがえしが圧巻。

登録情報

  • 文庫: 271ページ
  • 出版社: 光文社 (1997/07)
  • ISBN-10: 4334724361
  • ISBN-13: 978-4334724368
  • 発売日: 1997/07
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 480,091位 (本のベストセラーを見る)
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By 山科のうし トップ1000レビュアー
形式:文庫|Amazonが確認した購入
 不可避ともいえるが、多少マンネリ感が漂うようになったこのシリーズ、それがこの巻は、微妙にいつもと違う。最初の2作は、いずれもすぐには紋次郎が登場しない。登場したと思えば、けっこうその心理や感覚に迫ったりで、あまり今までにない展開。設定も少し斬新。さすがに作者もマンネリを感じていたころだろうか。娯楽性が増している。
 しかし単にマンネリ打破とかバージョンアップというのとは違ったようで、解説によれば、これが著者にすればシリーズ最後のつもりの作品だったらしい。なるほど最後は紋次郎死す!と思えないこともない終わり方だ。結局は曖昧で、続編も書かれるわけで、その点、死なないでほしい読者には安心なのだが。
 ここでの紋次郎は、珍しく相手のことを信じ、そのためにたいへんな目に遭う。それが最後のつもりの話だとすると、このシリーズの徹底した絶望感のようなものがあらためて心に沁みる。
 というわけでファン必読の一巻。
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