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木曜日を左に曲がる [単行本]

片岡 義男
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商品の説明

内容紹介

彼女たちが登場する、
物語が美しく始まる。

物語とは生き方。
論理の道筋くっきりと、
孤独さが、良き人とのつながりが、
心にしみて勇気となる。

女性たちばかり
10人の主人公によって支えられた、
7編の書き下ろし短編小説集。


[目次]
アイス・キャンディに西瓜そしてココア
追憶の紙焼き
髪はいつもうしろに束ねる
万能のティー・スプーン
鯛焼きの孤独
赤いスカートの一昨日
木曜日を左に曲がる
あとがき


片岡義男
1940年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳をはじめる。
74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年発表した「スローなブギにしてくれ」で野生時代新人賞受賞。
小説、評論、エッセイ、翻訳などの作家活動のほかに写真家としても活躍し、
「階段を駆け上がる」「ここは東京」ほか、数多くの著作がある。

内容(「BOOK」データベースより)

物語とは生きかた。論理の筋道くっきりと、孤独さが、良き人とのつながりが、心にしみて勇気となる。彼女たちが登場する、物語が美しく始まる。

登録情報

  • 単行本: 240ページ
  • 出版社: 左右社 (2011/7/4)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4903500543
  • ISBN-13: 978-4903500546
  • 発売日: 2011/7/4
  • 商品の寸法: 19.2 x 13.8 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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現実感と空想感、充実と空虚などの狭間を描き、いつものことながら不思議な読後感を抱くことができる「片岡ワールド」が全開。さらに、本作では詩人である女性を小説の中に登場させ、思いついたフレーズを順序や状況に関係なく書き連ねた上で、後々につなげていく作業を紹介しており、意表をつくタイトルづけのセンスを見せてもらった気がする。

本書のタイトルも素敵(読めば最後に「なるほど!」とうなずけます)だし、登場人物が語るちょとしたセリフも絶妙。例えば「浴衣はその人の本質を引き出す。」(確かに浴衣を着ると「バカボン」になってしまう人っている!)「コーヒーは勘定の外。」「初めて入るバーの匂い。」などそれはもう絶妙で、この作者でなければ書ききれない世界観となる。

デビュー作以来、永い間、いつも楽しませていただいており、今後ともぜひ、「フィクションとしての作者」が描く小説らしい小説をいつまでも読ませていただきたい。
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 木曜日の向こう。

 飽きあきしている毎日の週末前の出来事。

 都会に棲む男(オトナ)たちへ。

 独立していっそう美しい女性たちへ。

 それぞれの想いが交錯して都市(まち)はゆるやかに週末へ。

 
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