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木島日記 乞丐相 (角川文庫)
 
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木島日記 乞丐相 (角川文庫) [文庫]

大塚 英志
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

その男、顔相異様にして青痣あり―- あってはならいない物語再び

民俗学者にして歌人の折口信夫にはひとには話せない悩みがあった。彼は幼少の頃より顔に青痣をもっており長らくそれにより苦しめてきたのだった。木島日記第二弾は昭和のアンタッチャブルに触れる

あってはならない物語、再び。超民俗学伝奇小説の傑作。
乞丐相―民俗学者の折口信夫博士は自らの鼻梁にある青インキの染みの如き痣をそう呼んだ。それはロールシャッハテストの如く、見る者の闇を映し出した。正史と偽史の狭間に浮かんでは消えるあってはならない物語を、仮面の古書店主・木島平八郎が”仕分け”する。 『八つ墓村』のモデルになった津山三十人殺し事件。心中ブームと人間避雷針。迷い子塔と優等政策。昭和初期の世相を記録した『木島日記』から、あってはならない物語が平成の夜に浮かび上がる…。超民俗学伝奇小説の傑作。


内容(「BOOK」データベースより)

乞丐相―民俗学者の折口信夫博士は自らの鼻梁にある青インキの染みの如き痣をそう呼んだ。それはロールシャッハテストの如く、見る者の闇を映し出した。正史と偽史の隙間に浮かんでは消えるあってはならない物語を、仮面の古書店主・木島平八郎が“仕分け”する。『八つ墓村』のモデルになった津山三十人殺し事件。心中ブームと人間避雷針。迷い子塔と優生政策。昭和初期の世相を記録した『木島日記』から、あってはならない物語が平成の世に浮かび上がる…。超民俗学伝奇小説の傑作。

登録情報

  • 文庫: 302ページ
  • 出版社: 角川書店 (2004/3/25)
  • ISBN-10: 4044191182
  • ISBN-13: 978-4044191184
  • 発売日: 2004/3/25
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 436,948位 (本のベストセラーを見る)
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5つ星のうち 4.0 なんとも不思議な世界観。。。, 2005/5/30
レビュー対象商品: 木島日記 乞丐相 (角川文庫) (文庫)
仕分け屋・木島平八郎、神隠し、人間避雷針・・・などなど、この作品には存在するはずのない人・モノが次々と出てくる。それはどれもこの世にあってはならない。しかし、一方で、津山30人殺しや優生政策といった実際に起こった事件・事実も話の中に出てくる。これらも、本来ならこの世にあってはならない。この作品を読んでいると、現実と空想の境界線が曖昧になってくる。世界が「ぐにゃり」とねじまがった感覚に襲われるのである。
もともと現実・事実と、空想・妄想との間にはっきりとした境目などないのかもしれない。全てが絡み合ったものが歴史となるのであろう。しかし、しばしばそれらは権力者によって彼等の望むように書き換えられる。真実とは全く異なる歴史が作られる可能性がある。うまく説明できないが、その危さはとても魅力的だ。
誰も知る事のない人類の歴史が存在する・・・。おそらく、その歴史は、この作品よりも「ぶっ飛んだ」内容なのだろう。『木島日記』は、今までと違った視点を読者に与え、想像力をかきたてる作品である。ちょっと変わった、一味違う小説を読みたい方は是非読んでいただきたい。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 半端じゃない災厄の前夜, 2007/1/14
By 
香桑 - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)    (トップ500レビュアー)   
レビュー対象商品: 木島日記 乞丐相 (角川文庫) (文庫)
どのキャラクターも、前作に比べて奇矯さが薄れてきたと感じるのは、作者に変化があったのか、読み手である私が彼らに慣れただけなのか。

人間関係に特に変化があるわけではないが、物語の舞台は一層、戦争の予感が色濃くなる。

静かに、気づいたときには手遅れになりそうなほど速やかに、ひたひたと近づき、誰も逃れようのない大きな渦に、既に巻き込まれている空気。

この空気を、小説の外で感じることのほうが怖い。はたして、戦争をあってはならぬ物語にとどめおけるのか。考えると、作中の折口ならずとも暗澹となった。
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3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 安心して読める面白さ。, 2004/5/31
レビュー対象商品: 木島日記 乞丐相 (角川文庫) (文庫)
”実際の歴史ではない”と書きながら、なんとも真実味を帯びた木島シリーズ第2弾。津山30人殺しなどをモデルにし、日本という帝国が行おうとしていた事を淡々と書きながら、面白いです。シリーズは全3作で終わる予定だとか。
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