白樫製の神道夢想流木刀です。神道夢想流木刀の主な特徴は通常の木刀と比べます一回り大きく反りが浅めとなっております。切先は角を落としてあります。十分に乾燥させた国産の材料のみを使用し、宮崎県都城市の伝統工芸士の工房で製作された高品質な仕上がりとなっております。
神道夢想流杖術の開祖、夢想権之助勝吉は慶長年間(約400年前)の人と伝えられ、香取神道流武術の祖・飯篠山城守家直の門に入り香取神道流の奥義を究め、その免許を受け、更に鹿嶋神流の極意「一の太刀」を授かったと伝えられます。その頃夢想権之助は多くの剣客と試合をし敗れたことはなかったが、時代を同じくする剣豪・宮本武蔵との試合で十字留めにかかり敗れました。それ以来、夢想権之助は武蔵の十字留めを破らんと、筑前の国(福岡県筑紫郡)に至り、大宰府天満宮神域に連なる霊峰・宝満山に登り、玉依姫を祭る竃戸神社に祈願参篭し、満願の夜、夢の中に童子が現われ「丸木をもって水月を知れ」とのご神託をもとに、四尺二寸一分・直径八分の杖を用い、これに槍・薙刀・太刀の三つの武術を総合した神道夢想流杖を編み出し、再度、宮本武蔵に試合を挑み、見事十字留めを破ったと伝えられております。