娘が小学3年生になったばかりの頃、なんとか彼女の心に沿う本を見つけてやりたくて、この本を探し当てました。この本を選んだのは大正解!娘は大喜びで、「そうそう!大人ってこういうこと言うよね〜」などと自分の心を重ねて夢中で本の世界に浸っていました。名作と言われるものには力があるなあ、としみじみ感じさせられる一冊です。大人に対する不満、子供なりに苦労している人間関係や規則だらけの学校生活への思い、いわゆる「良い子」ではない子供のつぶやきをイギリスの詩人達が綴っています。大人が読むとドキっとするフレーズもありますし、文化的背景の違いから今ひとつしっくりこない作品も中にはありますが、子供時代に是非触れて欲しい一冊です。自分の気持ちを言葉で表す、とか、本の中に自分の言いたいことを見つけて「そうそう!」と嬉しくなる感覚が体験出来たら、きっと本と仲良しになれる、と思うからです。