偉大な宮大工の西岡常一氏、近年の偉大な大仏師の松久朋琳氏の両人による対談形式で日本の木造建築、仏像を分析詳細に解説してくれます。本書の中にはお二人の木に関する深い情熱と歴史的な建物や仏像の形が作られた必然なる理由を判りやすく解説しくれます。後半は法隆寺金堂の内部を詳細に解説してあり、私の記憶に無い事ばかりで再確認のため法隆寺観光に行きたくなります。また、両人の技術を継ぐ弟子について語るエピソードは大変面白く昔の職人気質が読み取れ、現代のリーダーに欠けている後輩育成の考え方として参考になると思います。