「朝食」を健康ではなく、モノ視点の切り口が新鮮で面白い。
価格や美味しさという実践的な評価軸で「全方位辛口読本」タイトルに納得。
主に洋食スタイルの朝食で、
・食パン : トースター、食パン12種、バター&マーガリン、ジャム、ホームベーカリー
・珈琲&紅茶 : コーヒーメーカー、簡易ドリップパック、紅茶、エスプレッソマシン
・洋食おかず : パンの友100、ハム&ベーコン、ウィンナー、輸入食材店
・洋食ドリンク&デザート : ヨーグルト、牛乳、ジュース
の比較評価レポート記事
あと意外と参考になったのがチェーン店のモーニングメニュー比較。
朝食って一般的に時間が掛けられず「手軽に」が大前提。
一冊全体を通して「時短」の評価軸が欠けていた部分が残念。
エスプレッソマシンより電気ポットの早沸き・使い勝手比較の方を取り上げて欲しかったな。
特に「朝食グッズベストセレクション コーヒー編」は「識者」の感覚を疑うほど、手間も時間も後片付けも面倒な的外れなグッズばかり。
もう一つ違和感を感じたのは、ジャム編の候補アイテムとして沢屋が入っていないのは非常に残念。
まぁそれぐらいのレベルの記事だとも言えますが…。
分野別にそれぞれ個別に評価やランキングされている。評価自体に違和感なく真っ当な印象。
けれど、それぞれのトップを組合わせても「理想のベスト朝食」になるわけではないところに「朝食」の奥深さを感じる。
毎日のことで肩肘張らずにおのずと金額的なチープさが漂うところに嗜好性が入り込み複雑に、要は個人の価値観が特徴的に現れる「朝食」
フードアナリストという名の主婦達が月に2回以上朝食でリピートしているアイテム紹介の実体ランキング。そして、なんでそのアイテムをリピートしているのか、の内容こそが「朝食完全ガイド」本として、読者を10倍楽しくさせてくれる気がする。
具体例として編集長推薦のパン切りナイフは、リピート回数も多く日常使い出来そうで朝食を楽しくしてくれる印象。