元々世界観や感情の機微、戦闘の演出がすばらしい方でしたが、4巻の終わりくらいから
化けたなあという気がします。妖怪ものだけにって事ではなく、、えー
この巻のテーマを一言で、、というと難しいです。
人間性とは?と言う人もいるのではないでしょうか。概念でいえば約束と執着の違い、守ることと束縛することの違い、愛と盲愛、現実と夢、投影と共感することー尊重することの違い、人間と人間になりきれなかったものの違い。
ただその中で注目され繰り返し演出されているものは「母性」であると思います。スサノオにせよ天津家にせよこまさんにせよ「漂白するもの」の拡散する同一性(歴史)の維持は、どのように、また誰に対して求められているのか。舫いはどこに結ばれているのか。それがどのキャラクターにも、あるいは作者にも?貫かれているこの作品のテーマであり、現実にあっても見つめ返してくる闇の魅力であると思います。