「いかに朝の時間を自分の人生を豊かにするために活用するか。」これが本書を一貫して語られる命題です。「朝1時間早起きして、資格勉強しろ!」みたいな本とは違って、あくまで「豊かに過ごす」ことに重心が置かれています。だから、具体的なタイムマネジメントのノウハウというよりは、精神論的な書かれ方をしていて、一線で活躍しているビジネスマンにはあまり役に立つものではない感じがします。どちらかというと、ある程度の財力をすでに持っていて、「豊かに過ごす」ということに自分の心をさく余裕のある人が読む本だと思います。野村氏自身が「ビジネスマン」ではなく「作家」ということを考えれば、就職したばかりのフレッシュマンの方々には向かない本(多分この本に影響されたら、ただの生意気なぐうたら社員になってしまいます)だと思います。