著者が2週間で本を書くことになったとき、2週間は無茶だと思った。
しかし、平櫛田中(ひらぐしでんちゅう)の言葉に勇気づけられて、
ペットボトルの「おーいお茶」を買ってパソコンの横に置いて、
がむしゃらに書き始めて、2週間で原稿を書き終えたという。
お茶を買ってきて机に置いて仕事を始めよう。これで、どんなことを
頼まれても、「無茶」じゃないと述べている。
さらに、たとえば
すべてはうまくいっている すべってもうまくいっている
(越智啓子 精神科医)
という言葉について、つぎのように説明している。
「難」が「有」ってこそ、それを超えたときに生まれるのが、「有難う」。
「難」が「無」いと、「無難」な人生になってしまう。
人生はどっちに転ぼうが大吉。学ぶか楽しむか、それしかない。
だから、転がり続けていけばいい。そんなふうに、
「流」れに乗って転がる「石」のように生きる人を、こう呼ぶ、
「流石(さすが)」
このように、一見だじゃれのようでいて、実は含蓄のある解説が、
いたるところに、ちりばめられてある名言集となっている。
著者の息子から、役者、政治家、実業家、医者、作家、哲学者、
ミュージシャン、歴史上の人物、格言まで、名言を語った人々は、
実にジャンルが広い。
朝だけでなく、昼も夜も真夜中も、とてもキク言葉が、
いっぱい詰まっていると思う。