群を抜く面白さの大長編SFスペース・オペラ宇宙英雄ローダン・シリーズ第19巻。本巻の執筆者はお馴染レギュラー陣のダールトンとマールです。ローダンはゴスル星人を助けて、忘却病という伝染病を武器にスプリンガー種族に立ち向かいます。一方で、強い味方となる謎の宇宙生物が現れて遭遇していきます。
『発狂惑星』クラーク・ダールトン著:ローダンはゴスル星人に偽の伝染病発病の化粧と芝居をさせる作戦に出てスプリンガーの恐怖を煽り立てる。ゴスル星系第四惑星をパトロール中のパイロット・ハルナハンは、自分の心に語りかけてくる奇妙な球体生物に出遭う。『望郷の宇宙帝国』クルト・マール著:ローダンは地球から3万4千光年離れた球状星団M13の中心であるアルコン星への旅を決意する。1984年、新造艦ガニメードに乗艦したローダン一行は6800光年毎の5度の遷移ジャンプによって遂にアルコン星に辿り着いたが・・・・。
本書で初登場となる球体生物はエネルギーを摂取して生き続ける不可思議な存在ですが、今後も大宇宙に於けるテラナーの心強い友人として困った時に姿を見せてくれます。舞台はいよいよアルコン人トーラとクレストの故郷の地アルコン星に移っていき、退廃種族アルコン人の隠されてきた秘密が全貌を現します。人類の飽くなき挑戦とローダンの大いなる活躍は永遠に続いてゆくでしょう。