「海」と一緒に生きている作者の想いが、飾らない言葉で素直に表現されています。
海と地球が大暴れした津波の後、流れ着いたランドセルを見て、「夢をありがとう」と作者は言います。
たまらなく辛く厳しい状況のはずなのに、自分のことより「海の中にいる人を温かなところへ」と
他人を思いやり、「できることから始めよう」と前向きです。そんな言葉に勇気付けられます。
優しい声の朗読に、時に悲しく、時に軽やかなピアノの音が、絵のように情景を思い浮かばせます。
そして澄み切った歌声と朗読のコンビネーションが絶妙。とっても切なく、でも先に希望の光が
見えるようです。
何年か経っても、また、聞いてみたいと思います。そのときは、どんな風に感じるでしょうね。