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朗読者 (新潮クレスト・ブックス)
 
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朗読者 (新潮クレスト・ブックス) [単行本]

ベルンハルト シュリンク , Bernhard Schlink , 松永 美穂
5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (98件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,890 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

学校の帰りに気分が悪くなった15歳のミヒャエルは、母親のような年の女性ハンナに介抱してもらい、それがきっかけで恋に落ちる。そして彼女の求めに応じて本を朗読して聞かせるようになる。ところがある日、一言の説明もなしに彼女は突然、失踪してしまう。彼女が隠していたいまわしい秘密とは何だったのか…。数々の賛辞に迎えられて、ドイツでの刊行後5年間で、20以上の言語に翻訳され、アメリカでは200万部を超える大ベストセラーになった傑作。

内容(「MARC」データベースより)

15歳のミヒャエルが体験した初めての切ない恋。けれども21歳年上のハンナは、突然失踪してしまう。彼女が隠していた忌まわしい秘密とは…。出版後20言語に翻訳された世界的ベストセラーの日本版。〈ソフトカバー〉

登録情報

  • 単行本: 213ページ
  • 出版社: 新潮社 (2000/04)
  • 言語 日本語, ドイツ語
  • ISBN-10: 4105900188
  • ISBN-13: 978-4105900182
  • 発売日: 2000/04
  • 商品の寸法: 18.8 x 13 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (98件のカスタマーレビュー)
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92 人中、86人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
青春の一幕だったはずの人が、時を経て再び自分の前に現れる。
知識も経験も積み、互いの状況も環境も変わっての再会は、昔、愛したという思いがあるだけに目をそらすことができず、かといって当時の恋愛感情のような激しい思いはなく、静かで冷ややかである。
当事者だった自分、傍観者となった自分、そしてその後、当事者にも傍観者にもなれず、居心地のよい距離をつかめずに過ぎていく時間。思いは立ち止まっても時間は立ち止まらない。
ナチスドイツのホロコースト(大量虐殺)が背景になってはいますが、私自身はそこにあまり重きを置いては読みませんでした。もちろん物語上はずせないテーマではありますが、それ自体よりも、そこから生まれた一人の人間の哀しい生き方、そしてそれをどう受け止めたらよいか分からず、自らも哀しみを抱えることになる人間の生き方、が焦点になっているように思います。

言葉にも涙にもならないような静かな哀しみで心がいっぱいになります。それでも誰かを愛したくなります。
何度も読みたくなる作品です。

このレビューは参考になりましたか?
56 人中、52人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By A-san トップ500レビュアー
形式:文庫
 黄疸にかかり学校帰りに通りで吐いていた自分に、「ほとんど乱暴といってもいい態度で」面倒を見てくれたところから、主人公とハンナの物語は始まる。
 1では二人の愛し合う様子がひたすら描かれている。年の差が20歳以上あることが、ここでは禁断の愛といった趣を与え、スキャンダラスな色彩を与えている。
 ところが2において物語は急展開を迎える。20歳以上の年の差は全く別のところで重要な意味をもってくるのだ。法学部の学生となった主人公は思いもよらぬ場所でハンナと再会する。
 その後、主人公が父に相談する件がある。「わたしは大人たちに対しても、他人がよいと思うことを自分自身がよいと思うことより上位に置くべき理由はまったく認めないね」と父は助言する。本書に貫かれたテーマは、何も戦争に向き合うことだけではないと思う。
 3では主人公のとった選択が綴られる。そして、最後にハンナのとった選択も明らかにされる。私にはこれ以外の選択肢を想像するすべはないし、また、主人公やハンナは違う行動をすべきだったというような批評は全く的外れなことだと思う。
 すべてに意味を持たせながら展開していくストーリーは圧巻である。訳者があとがきで、ジョージ・スタイナーが二度読むように勧めていることを紹介している。あまりにも劇的なストーリー展開に、私も小説の細部にわたる仕掛けや感情の機微を置き忘れて読んでしまった一人であると思う。
このレビューは参考になりましたか?
14 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ゆま
形式:文庫
中学生の時半ば強制的に読ませられた本です。
翻訳物は苦手なのと、前半の激しさにページをめくるのが
おっくうでしたが、読み進めるにつれ消え、
後半は一気に読んでしまいました。全部読んで良かった。
その後、偶然知人が持っていたので再読。また読んで良かった。
そして、文庫になったので購入し、再々読。やっぱり読んで良かった。

読むたびにいつも違う感想を抱きます。
悲しかったり、少しの幸せを見いだしたり、重く受け止めたり...
安っぽいお涙頂戴的な感動ではなく、深く響く感動があります。

この本の影響では全くないんですが、ドイツ語を勉強しました。
英訳の次はオリジナルに挑戦してみよう...かな。

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最近のカスタマーレビュー
上質な小説である。このような小説で近現代史を教えたら素晴らしい。
小説の上質感は、なんと言っても香りだろう。あるいは匂いかもしれない。シュリンクはハンナを通じさまざまな問いかけをしている。... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: マクロ経済から歴史をみる人
素晴らしい!!
少年時代の切ない恋、そして偶然の再会は、
彼の一生を決めてしまうほど深いものでした。

二人は裁判所である日再会します。... 続きを読む
投稿日: 9か月前 投稿者: クラバート
男だって泣くんだ! 泣いていいんだ!
 ミヒャエルと一緒に私も泣いてしまった。ハンナが死んでしまった日・・・・・... 続きを読む
投稿日: 9か月前 投稿者: ヒデボン
また読み返したくなる
以前ハードカバーを持っていたのですが手放してしまい、再読したくなったので文庫を購入しました。文庫あとがきにもありますが、この本は何度か読み返す毎に、前には気づかな... 続きを読む
投稿日: 9か月前 投稿者: crysta
映画を見ていました。
映画とは少し印象が違いますが、本ならでは詳しい描写がしてあり私は本から入っておけばよかったです。
とても切ない物語ですね。何度も読み返したくなります。
投稿日: 9か月前 投稿者: ジョジョママ
う〜ん・・・
分からなかった・・
自分に何も残らなかった。。

小学生の頃は大好きだったけれど、... 続きを読む
投稿日: 16か月前 投稿者: MARIZO
日本語がおかしい。
最初の数十ページから違和感を感じていたけれど、あまりの不自然な日本語に半分くらいで読むのをやめた。反面教師としての翻訳教材になるだろうけれど。... 続きを読む
投稿日: 20か月前 投稿者: 翻訳勉強中
感嘆。
深い。深すぎる!
3回読んで、3回とも解釈が変わった。
そして3回とも泣きました。... 続きを読む
投稿日: 21か月前 投稿者: たろ
読む者に多くの問いを投げかける
映画を観て、いくつかの疑問を持ち、それを解決しようと読んだ。
映画とほとんど同じ展開なので分かりやすく、話しの理解は深まった。... 続きを読む
投稿日: 22か月前 投稿者: レバンネン
濃やかに生きられる罪の意識
自己と他者の存在の解し難さについて、或いは幸福の正体の分かりづらさについて、少年のようなまなざしで考え続けるしなやかな文体。... 続きを読む
投稿日: 23か月前 投稿者: Penguinbanana
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