2010年6月時点で、三冊発行されている内の一冊。
本書の収録内容は以下の通りである。
大鏡
○花山天皇の出家1
○花山天皇の出家2
○三船の才
○肝だめし
○競べ弓
平家物語
○祇園精舎
○忠度の都落ち
○宇治川の先陣
○木曽の最期1
○木曽の最期2
○木曽の最期3
○大原御幸
宇治拾遺物語
○児のそら寝
○絵仏師良秀
○ねこの子のこねこ
となっている。大鏡は平安末期、平家物語は鎌倉前期、
宇治拾遺物語は成立年、作者とも未詳だが、鎌倉時代
十三世紀の成立だとされる。
これらのうち、大学入試レベルと言えるのは大鏡のみで、
平家物語や宇治拾遺物語は中学国語レベルである。
朗読は多少大袈裟に感じるところも多々あるが、全体的に
レベルは高く、男声と女声が作品毎に交互に収録されている。
やはり収録内容の少なさが気になるので、
作品全体を収録するようなボリュームが欲しかったと思う。