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月読 (文春文庫)
 
 

月読 (文春文庫) [文庫]

太田 忠司
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「月読」とは、死者の最期の思いを読みとる能力者。月読として生きる朔夜が、従妹を殺した犯人を追う刑事・河井と出会ったとき、さらに大きな事件が勃発して―。人は死の瞬間、何を思うのか。それを知ることに意味はあるのか。地方都市で鬱屈する若者たちの青春を描く、著者渾身の傑作ミステリー長篇。

内容(「MARC」データベースより)

「月読」、それは死者の最期の言葉を聴き取る異能の主。故郷を捨て、月読として生きることを選んだ青年・朔夜と、婦女暴行魔に従妹を殺され復讐を誓う刑事・河井。ふたりが出会った時、運命の歯車が音を立てて回り始める…。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 515ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2008/1/10)
  • ISBN-10: 416771759X
  • ISBN-13: 978-4167717599
  • 発売日: 2008/1/10
  • 商品の寸法: 15.4 x 10.8 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 63,731位 (本のベストセラーを見る)
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7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 生まれながらに死者の残留思念を読む力を備えていた朔夜一心は、親元を離れ、一子相伝で力を磨き、能力者として孤高の道を歩んでいた。その一心が、失われた過去を求めてある地方都市を訪れた時、そこで謎の連続婦女暴行事件が起きた。従妹を暴行魔に殺され復讐を誓う刑事・河井と一心とが出会った時、運命の歯車は音を立てて廻り始めた……。 本書はSF色の濃いミステリですが、太田忠司らしい読みごたえある作品で、特に中盤からラストにかけては臨場感たっぷりで目が離せませんでした。内容からシリーズ化になるのではないかとも思いますが、ぜひともシリーズ化してほしい作品ですし、次作にも大いに期待したいです。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
人の思い 2005/6/13
By ニャンゴロ VINE™ メンバー
形式:単行本
人が死ぬときにその場に残る思いを「月導」として、それを読み解く人が「月読」。

そんな人が死ぬときの思いだなんて、ひとつ間違えば「怨念」ともなりかねないものを、その人のメッセージとしてミステリーのキーに持ってくるのは勇気が必要だったのではないかと思う。

しかしその「思い」があるからこそ、ミステリーとしても物語としても楽しめるものになっている。

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By 奏音
形式:文庫
物語の設定は、死人が最後の”想い”を形にして残し、それを読み解く稀有な能力を持つ『月読』が存在するパラレルワールドです。読みはじめはなかなかその設定に慣れませんでしたが、そういうものなのだと思ってしまえば、独特の世界観になじめました。

いくつもの線が最後ひとつにまとまり、絡まり合った糸がほぐされていく様は見事で非常に読み応えのある作品でした。

本のボリュームのわりには非常に読みやすい文章で、かつ文章が美しいと感じました。

ただ、個人的には『朔夜一心』がもっと登場してくれたら良かったのに・・・とちょっと残念ではありましたが、続編に期待、という感じでしょうか。

物語の設定は好き嫌いがあるかもしれませんが、ミステリとしてはよくできた作品だと思いました。秋の夜長に読書にふけるには、月を感じる作品なだけに雰囲気的におススメです。
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