<RIKO>シリーズの第2弾が少し残念な仕上がりでしたが、この第3弾は期待を裏切らないパワフルさでした。1つだけ残念なのは、麻生と寝ようがRIKOに言い訳はいらない、という点でしょうか。多分、作者のRIKOへの愛情故かと思うのですが、RIKOに言い訳はいらない、と私は思います。同時に、作者も犯人も刑事もヤクザまでも心情や他人の私生活まで吐露し過ぎる点も気になります。会話主体でかつ会話が得意な柴田先生なのでスタイルでもあるかと思うのですが、しゃべらずとも漂わせる・分からせる実力のある作家さんになられたと私は信じています。やはり、ヤクザや刑事がベラベラと動機や心情を冗長に吐露すると学生の同好会みたいな感じがしてしまうのでちょっと情けないかなぁ、と・・・これは単に私の好みかな?
RIKOシリーズ、次を期待します。彼女の痛さは現代女性の働く痛さでもあると思います。その点も共感を呼ぶのだと思います。彼女は年齢的にも難しい年頃にさしかかってきています。つまり、女性の容姿や若さの魅力が職場でも作品にも使い難くくなる点。今後はRIKOシリーズは、花咲シリーズや錬を書くより難しいのでは?と思えますので、柴田先生がどうRIKOを御していかれるのか、それ故ますます続編が楽しみです。
奈美先生主役の本も書いて下さい〜