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月神の統べる森で
 
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月神の統べる森で [単行本]

たつみや 章 , 東 逸子
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

商品の説明

第37回(1999年) 野間児童文芸賞 受賞

出版社/著者からの内容紹介

神も、人も、精霊たちも、心かよわせ、ともに生きていた……神秘な森のとき──縄文時代。
たつみやファンタジーの源流。連作長編スタート!

夜空を照らす月というのは、昔の人々にとっては、たいへんたいせつなものであったにちがいないのに、『古事記』や『日本書紀』の中には、月の神様の話はほんのちょっぴりしかありません。このお話は、月にまつわる神話が消えてしまった謎を、私なりに考えてみたいと思って書き始めました。それと同時に、私たちの先祖の歴史である縄文と弥生という2つの文明が出会った時代を描きだすことで、私たちの現在と未来を考えてみたいという思いもあります。なぜなら、縄文時代には、人間と自然は共生していたからです。──(著者あとがきより)

はるか太古の昔。
山も、川も、木々も、獣も……みな、心をもった存在だった。人もまた、月神の統べる森の恵みを受け取って生きていた。ある時、海からきたヒメカの民は、土地をかこってクニとし、敵意をむき出しにしてムラに襲いかかった。
そして、ムラの若き長(おさ)アテルイと、美貌の巫者(ふしゃ)シクイルケは、流亡(りゅうぼう)の旅の途中、翡翠(ひすい)色の目をもつ少年ポイシュマと運命的な出会いをするのだった……。
かつて語られることがなかった神秘の縄文時代に光をあて、人々の愛と闘争を描く、たつみやファンタジー待望の新作!


登録情報

  • 単行本: 294ページ
  • 出版社: 講談社 (1998/12/16)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062094487
  • ISBN-13: 978-4062094481
  • 発売日: 1998/12/16
  • 商品の寸法: 19 x 13 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 303,263位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
15 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
いい本です 2003/12/7
By カスタマー
形式:単行本
感動しました。

これは、ちょうど縄文から弥生へと時代が移り変わる時におこったであろう、ほかの国からやってきたものたち(教科書でいうと渡来人?)との文化の違いによっておこるいさかいが、とてもうまく書き表されています。いままでこの微妙(?)な時代を書いた本をあまりみなかったので、とっても新鮮な感じでした。でもこの本の感動したところは、そこではないんです。縄文時代のころの私達のご先祖様(なのでしょうか?)たちは、人を傷つけることは決してせず、動物をとって食べる時には、それを与えてくださったカムイ(神のようなモノらしいです)に感謝し、とてもとても平和に暮らしていました。お金なんかない。嘘もたくらみもない。私にとってはうらやましい限りです。今の戦争とか、環境問題とか、受験とか(?)、そんなことに悩まなくてもいい。はぁ・・・。あこがれです・・・(笑)。まぁ、この物語では、その平和な世界に邪魔が入ってきちゃうんですけど。それじゃあみなさん、後はご自分でお読みください。感動&ドキドキ&ワクワク&涙の本です

このレビューは参考になりましたか?
20 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
小学校中高年向けでしょうか、やさしく読みやすい文章で書かれた物語りです。
主人公ポイシュマはじめ、登場人物たちがとても魅力的で「これからどうなるのかしら?」とついつい4巻、あっという間に読んでしまいます。
また描かれているポイシュマたちの素朴な信仰や生活態度に、今の自分は? と考えさせられました。

 食べるという行為は他の生き物の命を奪うこと・・・

この「月神の統べる森で」の巻で一番印象に残ったことです。

このレビューは参考になりましたか?
9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 表紙の絵に惹かれて読んでみた。

 舞台は縄文文化と弥生文化が溶け合う頃の時代。カムイ達に育てられた少年、ポイシュマは全く違う文化を持った国から来た少年、ワカヒコと知り合う。最初は敵同士であった二人だが、次第に心を通わせていく。

 悪い心や憎しみを知らなかったポイシュマだが、ワカヒコの国やその他の恐ろしい国の人々と知り合い、初めて「憎しみ」という感情を覚えるのだった。

 しかし、村の若き長、アテルイや不思議な力を持つシクイルケのおかげでポイシュマはそれを乗り越えていく。最終的にポイシュマとワカヒコと友達になって第一巻は終わる。しかし異文化の出会いと衝突は簡単には終わりそうに無いという予感を感じさせながら二巻に続く。

 古き日本を舞台としたファンタジーシリーズの第一作。

 話もそれなりに面白いし、何より舞台が縄文時代の日本と言うのが面白い。ポイシュマやアテルイの村の人たちが自然と共に生き、日々感謝して暮らしていく様子も丁寧に描かれている。

 元々子供向けなので簡単で読みやすい。最初は自然保護関係の説教臭いファンタジーかと思ったがそうでもない。続きが読みたくなる本。

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