思いの外薄味だった前作『花を秘する龍―神獣異聞』に比べ、
和泉桂、本領発揮。
強姦
監禁
兵糧攻め(はちみつプレイ)
女装+青姦
甘々
と盛りだくさん。ごっつぁんでーす!
誤解と陰謀渦巻く中、攻めと受けが互いに相手を憎み、でも愛しいという気持ちもあり、その狭間で懊悩するという……
で、いろんな意味で攻めと受けには力差があり、受けが一方的に責め苦を受ける形になるんだけど、その合間合間に挟まれる子供の頃の思い出とかがまた一層憐れを誘う。
読みながらずっと思っていたのは、(オチは知ってたのですが)この先二人はどうやって自分の中の憎しみに折り合いをつけるのかなと。
和解して愛を確かめ合ったとはいっても、結局禍根は残してるわけだし。
愛している相手に憎しみがあって、それでも愛することを止められない自分をどう受け入れていくのかというところでちょっと切なくなるなあと思ったわけです。
だから読み手の感覚に近い意見を持つ攻めの親友が好きです。