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月夜の晩に火事がいて (創元推理文庫)
 
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月夜の晩に火事がいて (創元推理文庫) [文庫]

芦原 すなお
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 987 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

東京で私立探偵をしているぼくはある日、幼馴染みの依頼を受けて久し振りに懐かしい故郷を訪れる。地元一の旧家、木兵衛屋敷の当主のところに不吉な手紙が届いたというのだ。ぼくが着くやいなや、「月夜の晩に火事がいて」というわらべ歌どおりに屋敷から出火し、当主が顔を潰され、先代の息子までもが胸を刺されて死んでいるのを発見される!直木賞作家初の本格長編ミステリ。

内容(「MARC」データベースより)

月夜の晩に火事がいて 水もってこーい木兵衛さん…不思議な一通の予告状から事件が始まった。奇想天外な展開、明るくユーモラスな会話に垣間見られる人間存在の深淵。深層心理ミステリー。『鳩よ』連載に加筆・修正。 --このテキストは、 単行本 版に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 528ページ
  • 出版社: 東京創元社 (2005/1/22)
  • ISBN-10: 4488430031
  • ISBN-13: 978-4488430030
  • 発売日: 2005/1/22
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 89,624位 (本のベストセラーを見る)
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By donmama
形式:単行本
妻に先立たれた中年しょぼくれ私立探偵が 故郷で起こった殺人事件を解決する話なのですが、普通の探偵モノではありません。出て来る人がチョットずれてる人が多くて、受付けない人もいるかも知れませんが、私は笑わせてもらいました。
笑えるけど、侘しく悲しい、のです。大人向けかな。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
やはり芦原すなおの作品は西讃岐弁で読むのがいい。ときどきあまりにディープ西讃ことばにうろたえ、同じ行を何度も読んだり、ページを繰る手がしばらく止まったりすることもあるけれど・・・・・・。ちなみに「火事がいて」というのも「火事になって」ということで、火事が「いる」のではない。
本編もいいが、装丁・表紙イラストもよくできている。後・前見返しの月の写真、表紙の少年のイラストが物語にぴったりですばらしい。この二つが、実は本編の謎解きに効いている。いい本作りをしていると、編集者の手腕に感心した。
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
四国の素封家を舞台に、わらべ歌に見たてた殺人事件を扱った、ユーモア本格推理。すっとぼけた会話の名手である作者の持ち味がフルに発揮され、とにかく全編笑わせる(特に二人の女性は最高)。一方で、事件の陰惨さについても全くゴマカシがなく、実に克明に関係者の心の動きが描かれるため、かなり複雑な味わいの小説となっている。犯人像は衝撃的で(正体が意外という意味だけではなく)、登場場面をしみじみと読み返さずにおれない。

決して気軽に楽しめる小説とはいえないが、結末にはある種の救いがあり、何ともいえない余韻が残る。謎解きは正攻法。異色作にして傑作である。

なお、初期に青春小説の名作を連発した作者としては本編は「中年小説」のテリトリーに属する。登場人物ほぼ全員が中高年。唯一の例外が二頁だけ登場する新幹線車内販売のお姉さん(名前ナシ)で、この場面がまた何とも可笑しい。
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