内容紹介
【特集】
介護ベッドで死亡事故
福祉用具の安全を考える
瞬間湯沸かし器の不完全燃焼で亡くなったり、シュレッダーで小さな子どもが指を切断したり、痛ましい事故が後を絶ちません。製品事故の防止のため、経済産業省では、製品により重症を負ったり、死亡者が出たと考えられる事故情報の収集、公表を今年1月から開始しました。
これによって、今年に入ってからでも、介護用ベッドで7件、電動車いすで3件の死亡事故がおきていることがわかりました。事故の原因ははっきり特定されていませんが、とくに介護ベッドで事故のケースはうっかり見落とされがちな「生活の中の死角」があることを教えてくれます。
レンタル事業者団体の調査では大きなケガにいたらない「ヒヤリハット」が日常的にあることもわかりました。使い方をよく知らなかったり、間違った使い方をしていることが原因と思われるものもありました。介護保険により、在宅に急速に福祉用具が普及したことで情報が追いつかないことも背景にありそうです。
製品の安全性も重要ですが、正しい使い方を教えてくれたり、きちんと選定をしてくれる福祉用具のプロにお願いするのも事故防止対策といえます。不幸な事故を繰り返さないために、徹底検証しました。